【製薬会社の社員が解説】薬剤師以外の異業種への転職総まとめ

私のXのアカウントには日々多くのDMが届くのですが、その中でも薬剤師から製薬業界への転職を考えているという方が意外に多くいます。

私は職種柄、製薬業界の幅広い職種の方と関わるので、今回の記事では薬剤師以外の異業種への転職をテーマにご紹介をしていきます。

この記事で分かること
薬剤師から企業未経験でも企業へ転職が可能か
薬剤師以外の異業種への転職の選択肢
薬剤師から企業へ転職する時のおすすめの職種
薬剤師免許を無駄にしない転職
のりすのりす

治験業界でかれこれ10年以上働いています。X(旧Twitter)でのフォロワー数は5,800人程。今回も分かりやすさを重視して解説をしていきます!

薬剤師以外の異業種への転職総まとめ

薬剤師から転職できる異業種の職種別の年収と働き方のイメージ

薬剤師以外の異業種への転職を考える時には、まず新しい転職先に何を求めているのかを皆さんの中で整理しておく必要があります。

将来的な高収入を目指しているのか、接客がないような内勤でのお仕事を目指しているのか、残業が少なかったり有給が取りやすい環境を求めているのか…色々ありますよね。

そして、次にその求めていることがしっかりと満たせる職種を見つけ出して転職活動を進めていくという流れが良いでしょう。

  1. 新しい職種に求めることを決めておく(何となくでもOK)
  2. 条件に合いそうな職種の目途を付ける
  3. ファルマスタッフのような案件掲載数がなるべく多い転職エージェントで具体的に探す

この3ステップを意識しながら本記事を読み進めていただくと効果的に転職を進めることができるはずです。

その他、薬剤師以外に転職をしたいけれど、頑張って取った薬剤師免許を無駄にしてしまうのもなぁ…と葛藤を抱えている方もいるかもしれませんが、そのような葛藤を解決できる方法も本記事でご紹介していきます。

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冷静にじっくり自己分析をして最善の職種を探していきましょう。
場合によっては、「やっぱり転職しない!」という選択も全然ありだと思いますよ!

薬剤師以外の異業種への転職を考える皆さんの声

私のXのアカウントには、薬剤師からの転職希望者の方から多くご連絡を頂くのですが、その時に転職を考えている薬剤師からヒアリングをしたリアルな声を少しばかりご紹介をします。

薬剤師以外の転職を考えた理由

薬剤師以外の転職を考えた理由TOP3
1位:ワークライフバランスを改善したいから
2位:昇給・昇格があまり見込めないから
3位:人間関係的に厳しくなってきたから

私にご連絡いただく方の中での本音の転職理由としては、上の3つでほとんどを占めています。

その他には、【薬剤師の岐路】ミスとの向き合い方と辞めたい心の整理でも少しご紹介した「過誤やミスをした時の不安感に耐え切れない」という理由も少しばかりですがあったりします。

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どのような理由であれ、転職をすることでモチベーションが上がるのであれば前向きに転職を検討していく方が良いと思います!

薬剤師以外の転職をすることへの葛藤

薬剤師以外の異業種に転職をしたいという思いがあっても、「企業未経験なのに本当にやっていけるのか」や「せっかく頑張って薬剤師免許を取ったのに薬剤師以外を選択するのは…」という葛藤に悩まされている声も多く聞きます。

ただ、これらの葛藤は同じく薬剤師から異業種に転職をした方々のお話を聞いたり、異業種の理解を深めることで解決することもあります。

いくつか簡単にですがご紹介しましょう。

企業未経験なのにやっていけるのか

私が今まで勤めきた会社では、後輩にも先輩にも薬剤師からの転職組がいたので決して珍しいことではありませんでした。

始めの頃は企業勤めに慣れないこともあるかもしれませんが、私が見る限りでは3ヵ月も経てば随分と順応しているように見えます。

例えば、臨床開発職(治験関連のお仕事)では、治験薬管理について施設の薬剤科と調整する場面や治験薬の作用機序を医師に説明する時などは薬剤師としての実務経験が活かされるので、むしろアドバンテージとも言えます。

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転職した先の仕事が自分に合っているかどうかというところではありますが、多くの場合は企業未経験であってもやっていけている方が多い印象です!

せっかく取った薬剤師免許が無駄にならないか

「企業未経験でもやっていける!」…とはいえ、せっかく頑張って取った薬剤師免許が無駄になってしまうのではないかと懸念されている方も多いことでしょう。

実は、これからご紹介する職種の中にはライフワークバランスが非常に良い職種もあり、勤務後や土日に薬剤師のお仕事を副業として続けている方もいたりします!

「薬剤師以外の異業種をメインにはしたいけど、薬剤師を完全に捨ててしまうのには抵抗がある」という方には、ワークライフバランスが良い職種を選び薬剤師としての仕事も割合を減らして続けていくという選択肢も取れるのでおすすめですよ!

薬剤師以外へ転職をしたいと話したときの家族の反応

やはり、高い学費を払ってくれた親に対して薬剤師以外の職種で働きたい…と言う事に抵抗がある方もいるようですね。

確かに少し後ろめたい気持ちもあるかもしれませんが、皆さんが親の立場だったらどう思うでしょうか?

私には子どもが2人いますが、この子たちを薬学部に入れて高いお金を払う時に考えるのは、”薬剤師になって欲しいから”ではなく、”将来安定した暮らしをして欲しいから/幸せになって欲しいから”ということです。

安定した暮らしをするために薬剤師という選択肢を選んでいるだけであって、薬剤師以外の選択肢でも安定した暮らしで幸せになってくれるならそれで良いと考えます。

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薬学部での勉強や今まで頑張ってきた努力は決して無駄ではなく、むしろそれ(薬剤師の実務経験があるということ)を武器にキャリアを積んでいく方がより安定した暮らしに近付けるはずですよ。

企業未経験の薬剤師でも転職ができる異業種の詳細

薬剤師から目指せる製薬業界の職種

薬剤師から未経験でも目指せる企業は食品メーカーや化粧品メーカーなど色々ありますが、その中でも特に目指す方が多いのは製薬業界です。

そのため、ここでは薬剤師から目指せる製薬業界の主な職種について見ていきましょう。

実際は企業によって異なってきますが、薬剤師から未経験として転職をした場合の大まかなイメージは以下のようになります。

職種 転職時年収 働き方 転勤 会社
臨床開発モニター(CRA) 約450万円 内勤+外勤
(遠方あり)
なし CRO
治験コーディネーター(CRC) 約380万円 内勤+外勤
(遠方なし)
なし SMO
安全性情報管理職 約330万円 内勤 なし CRO
メディカルライティング職 約420万円 内勤 なし CRO
品質管理職 約350万円 内勤 なし 製薬会社
MR 約450万円 外勤 可能性あり CSO
職種 転職時年収 働き方 転勤 会社
臨床開発モニター(CRA) 約450万円 内勤+外勤
(遠方あり)
なし CRO
治験コーディネーター(CRC) 約380万円 内勤+外勤
(遠方なし)
なし SMO
安全性情報管理職 約330万円 内勤 なし CRO
メディカルライティング職 約420万円 内勤 なし CRO
品質管理職 約350万円 内勤 なし 製薬会社
MR 約450万円 外勤 可能性あり CSO

概略はざっとこのような感じですが、1つずつ簡単に紹介をしていきます。

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こちらのまとめはあくまで概略なのであくまでご参考程度に!

臨床開発職

薬剤師からの企業転職_臨床開発職

臨床開発職は医薬品開発(治験)に関わる職種で、その中でも特に臨床開発モニター(CRA)や治験コーディネーター(CRC)は職種未経験者でも転職可能な職種になります。

治験の施設側と依頼者側の役割

治験では大まかに、施設側の立場で働いている方と依頼者側(製薬メーカー側)の立場で働いている人がいるのですが、そのうちの依頼者側の立場で働く方に薬剤師からの転職組が多くいます。

治験コーディネーター(CRC)

CRCは、治験が円滑に進むように施設側の調整役を担ったり被験者対応をしたりする職種で主な勤務場所は医療機関になります。

CRCは検査部や薬剤部や看護部や医事課など、色々な部門との調整をする必要があるので医療現場での実務経験が重宝されるため、特に病院薬剤師の場合は転職を有利に進められる傾向にあります。

CRCを目指す場合には、一般的にSMO(治験施設支援機関)という会社に所属することになります。

CRCへの転職のメリット
SMOは全国に支店があるため地元で働ける。
結婚をして引っ越しをすることになっても最寄りの支店に異動できる。
患者さんとの接点があるため、やりがいを感じやすい。
CRCへの転職のデメリット
年収が上がりにくい。
CRC以外のキャリアが限定されてしまう。
施設内でのカーストでは下の方でやりにくいことも多々…

臨床開発モニター(CRA)

CRAは、治験が施設で適切に実施されているかモニタリングをする役割を主に担っていますが、多くの製薬会社はCRO(開発業務受託機関)という会社にCRA業務を委託しています。

そのため、薬剤師から未経験でCRAを目指す場合にはCROのCRAを目指すというのが一般的です。

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僅かではありますが、一部の製薬会社(主に外資系)ではCRAが自社にいる場合もありますが、製薬会社のCRAはCRA経験者の募集のみとなるため、CROでCRAとして経験を積んで将来的に製薬会社のCRAにチャレンジをするというキャリアパスもあります。

薬剤師から未経験で企業へ転職する場合は、CRAがおすすめとお話しましたが、CRAを経験しておくと将来的なキャリアパスが広がるというのが1つの理由です。

CRAからのキャリアパスの一例

働き方としては、普段は東京や大阪などの本社オフィスで勤務をしており、モニタリングをする時には全国各地にある施設に出張をすることになります。

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CRAでは飛行機を利用する機会も多く、遠方施設を担当することになるとマイルが大量に溜まったり、ダイヤモンド会員などにステータスが上がり特別ラウンジを使えるという隠れた魅力もあったりしますよ。

働き方の自由度が非常に高いので、リモートワーク(在宅勤務)やフレックスタイム制が整備されており、有給もかなり取りやすいことから薬剤師からの転職者にも人気がある職種の1つです。

CRAへの転職のメリット
昇給率が高く将来的に年収1,000万円を目指すこともできる。
リモートワークやフレックスタイム制度が充実している会社が多い。
CRAからのキャリアチェンジの選択肢もそれなりにある。
CRAへの転職のデメリット
臨機応変な判断をしなければいけないため、苦手な人には不向き。
炎上プロジェクトに配属された時や繁忙期はとても忙しい。
出張もそれなりにあるため、体力が少ない方には厳しい。

安全性情報管理職(PV)

薬剤師からの企業転職_安全性情報管理職

安全性情報管理職はファーマコビジランス職(PV職)とも呼ばれており、治験や市販後の副作用情報を管理するお仕事になります。

PV職は製薬メーカーとCROとでメインに行う仕事内容が異なりますが、未経験から転職をする場合にはCROのPV職に応募することになります。

CROのPV職は主に収集された安全性情報をデータベースに入力していく作業がメインになるため、データ入力のお手伝いをしてくれる派遣さんを管理したりすることもあります。

外勤は無く内勤のみではありますが、突発的な対応が入ったり時間制限(当局への報告期限)もあることから対応時間にシビアな一面もあったりします。

のりすのりす

ちなみに、メーカーのPV職は副作用の発現傾向を分析したり、文献情報を踏まえてリスクマネジメントプランの立案をしたりするお仕事もあります!

PVへの転職のメリット
内勤業務なので接客的な要素は無い。
医学的、薬学的な知識が活かせる。
業界内でも需要が多く将来的にも安定している。
PVへの転職のデメリット
突発的に忙しくなることがある。
正確性が求められる作業が多いため苦手な人には不向き。

メディカルライティング職

薬剤師からの企業転職_メディカルライティング職

メディカルライティング職(MW職)は、治験の結果がまとめられている治験総括報告書や薬事承認申請に使用するCTD(Common Technical Document)などの資料を執筆するお仕事になります。

治験では、主要評価項目/副次評価項目を設定した上で有効性が検証されていたり、安全性情報が収集されています。

それらの情報は解析されたうえで、その結果を治験総括報告書にまとめていく必要があります。

更に薬事承認申請をする場合には、臨床試験(治験)の情報に加えて製造関連の情報や非臨床試験の情報等をCTDという資料にまとめていく必要があり、メディカルライティング職には医薬品開発に関わる幅広い知識が求められます。

未経験からの転職の場合は、手探りで経験を重ねていけば良いのですが、文章を構成する上で論理的思考がかなり重用になってくるため、ロジカルな考え方が出来る方がメディカルライティング職には向いていると言えるでしょう。

のりすのりす

MW職の方は文章を書くお仕事がメインのため、在宅でお仕事をされている割合も多いように感じます!

MW職への転職のメリット
内勤業務なので接客的な要素は無い。
MW職の需要は高いため、転職を重ねて年収を上げやすい。
リモートワークができる会社も多い。
MW職への転職のデメリット
文章を書くのが苦手な人には不向き。
論理的な思考力が必要なため、要求されるレベルが高いことも。
他職種へのキャリアチェンジは難しい。

品質管理職/品質保証職

薬剤師からの企業転職_品質管理職

品質管理職/品質保証職は、医薬品の製造~流通に至るまでの製品の品質に関わるお仕事です。

品質管理では、決められた規格に沿って医薬品が製造されているか、決められた品質がしっかりと保たれているかを品質試験によりチェックをしていきます。

製剤の安定性試験や類縁物質の検出など、手順に沿って試験を実施していく必要があるため、勤務地は本社ではなく工場に配属されることも多くあるのが特徴です。

また、品質保証はGMP(製造に関連する省令のこと)に沿ってしっかりと現場での作業が運用されているかやPMDAなどの査察対応を行うお仕事になります。

品質管理職への転職のメリット
地方での求人も時々だがある。
製薬関連に限らず化粧品や健康食品などを担当することもある。
医薬品卸方面のキャリアチェンジに強い。
品質管理職への転職のデメリット
工場や物流倉庫での勤務でオフィスで働きたい方には不向き。
年収のレンジは低めの傾向。
単純作業が多めなので苦手な方には不向き。

医薬情報担当者(MR)

薬剤師からの企業転職_MR

MRは薬剤師の皆さんであれば普段接する機会もあると思うのであまり詳細に説明をする必要はないと思いますが…少しだけ触れておきましょう。

MRは営業職に分類されますが、営業活動だけではなく自社製品の副作用情報の収集や新規の医薬品が発売された際には情報提供をする役割も担っています。

最近では、学術的な知識をカバーするためにMSL(メディカルサイエンスリエゾン)と連携をして医師に情報提供を行うなど、他部門との連携も求められるため、高いコミュニケーション能力が必要とされています。

MRへの転職のメリット
年収は薬剤師から転職できる職種でトップレベルに高い。
働き方の自由度が高い。
働き方をイメージしやすい。
MRへの転職のデメリット
営業が苦手な人には不向き。
転勤がある。
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製薬メーカーのMRの場合は転勤が多いのですが、CSOのMR(コントラクトMR)の場合は転勤が少ない傾向にあります。

薬剤師からの異業種転職の体験談

薬剤師からの異業種転職の体験談

本記事では、Xで私にご相談いただき薬剤師からCRA(臨床開発モニター)に転職をした方に体験談をお聞きしたのでご紹介していきます。

良い面も悪い面もそれぞれご紹介いただきましたので、ご参考にどうぞ!

年代:32歳女性
前職:薬局薬剤師
転職先:CRO
備考:転職をして3年目

転職をして良かったと思ったこと

働き方

CRAに転職をしてからは、柔軟な働き方が可能になりました。

薬剤師時代は店舗の営業時間に縛られていましたが、CRAになってからはリモートワークやフレックスタイム制度を活用できるようになりました。

あるプロジェクトでは立ち上げの時期が忙しく、とても忙しい時期には夜遅くの帰宅になることもありましたが、その分フレックスタイム制が活用しやすかったり有給が取りやすいため、子どもの行事に参加したり、趣味の時間を楽しんだりすることができました。

働き方の柔軟性が上がったことで、より充実した生活を送れるようになったと感じています。

仕事のやりがい

仕事のやりがいの面で特に良かったと感じた体験は、新薬の承認に関わった時のことです。

担当したがん治療薬の臨床試験で、患者さん一人一人のデータを丁寧にモニタリングをしたり、試験がスムーズに進行するようCRCさんや先生との連携にも力を入れています。

治験では色々な立場の方と関わることになりますが、問題を解決していく過程で、私の努力が直接的に新薬の開発に貢献していると実感しました。

時には大変なこともありましたが、治験が終わる時に先生へご挨拶に行った時に「この治験薬に希望を持っている患者さんがたくさんいたよ」というお言葉をいただいた時に、達成感と喜びを感じました。

転職をして後悔したこと

患者さんとの関り

薬剤師時代は、毎日多くの患者さんと直接接し、一医療者として患者さんの健康状態をサポートできているという実感がありました。

患者さんからの感謝の言葉や笑顔が日々の励みとなり、薬剤師としてのやりがいを強く感じることができました。

しかし、CRAに転職すると立場的に患者さんと直接触れ合うことが無くなったため、患者さんとの距離が少し離れてしまったなと感じることがあります。

ただ、私の会社では副業が許可されているので最終的には薬局でのパートを副業として始めることで患者さんとの関りも感じようという計画でいます。

転職時の年収

CRAに転職をする時には、未経験枠での採用になったので一時的ではありますが年収が下がり少しだけ後悔をしました。

今となってはCRAの昇給率が高いことを知ったので、あと少しで薬剤師時代の年収に追い付くので精神的には楽になりましたが、転職した直後は知ってはいたものの少し不安になることがありました。

長期的に考えればもちろん年収的にはCRAの方が伸びが良いのですが、転職時に少し貯金があったらもう少し精神的にも余裕ができたのではないかと思っています。

薬剤師以外への異業種への転職成功のコツ

おすすめは治験業界

【完全版】未経験から治験業界に転職するための戦略まとめの記事でも少し触れているのですが、転職を成功させるためにはやはり良い転職エージェントを選んで、転職エージェントを上手に利用していく必要があります。

実際に転職エージェントを使わないで転職をするとなると、異業種の情報収集も大変ですし、晴れて内定が取れたとしても年収交渉がしにくかったりもします。

のりすのりす

もちろん、内定先の人事を前にして堂々と年収交渉ができる度胸を持っていれば別ですが、大半は年収交渉は言い出しにくいところかと思いますので…

転職エージェントの選び方のコツ

私にご連絡頂いた薬剤師から転職を成功された方々には、転職エージェントは1つに絞らずに最低2つは使った方が良いとお話をしています。

というのも、1つに絞ってしまうと非公開案件を拾える確率が下がってしまったり、自分の担当となったエージェントの方が雑な対応だったりした場合に機会損失が生じてしまうからです。

ところが、2つの転職エージェントを使っていると「もう1つのエージェントに取られたくないので頑張ろう」という心理がエージェント側に働いてしっかりと動いてもらいやすいことや片方がダメなエージェントでも片方が良いエージェントならOKなどのリスク分散ができたりもします。

例えば、薬剤師からの転職であればファルマスタッフのような案件数が多い転職エージェントと、JAC Recruitmentのような製薬業界の高度な専門知識を持ったエージェントを組み合わせてみるなどがおすすめです。

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私は過去に1つのエージェントだけに絞った結果、担当者の連絡の返信が遅すぎて転職活動が遅れた経験があります…
担当者による当たりはずれが非常に大きいので、同じ転職エージェントでも評価が分かれるのが難しいところです。。

転職前に最低限やっておくべきこと

転職エージェントとコンタクトを取りながら並行して、職種研究はしておいた方が良いでしょう。

可能であれば企業研究までしておくとベストですが、なかなか忙しくて時間も取れないと思うので、最低限職種研究だけはやっておきたいところです。

ポイントとしては以下の点を抑えておけばOKです。

  • 目指す職種の業務内容を大まかに説明できる。(何となくでもOK)
  • その職種に転職することで、今の経験をどのように活かせるか。(何となくでもOK)
  • その職種に転職することで、どのようなことを成し遂げたいか。(ぼんやりでもOK)

治験関連のお仕事(臨床開発職)のことであれば、私のブログの中の記事を見てもらえれば職種研究はしっかりとできますし、それだけの知識があれば転職活動でも全く問題ありません。

異業種の場合は、どうしてもイメージするのに限界があると思いますが、それは面接官側も分かっています。

大事なのは、「しっかりと調べようという姿勢があるか」なので、多少誤った認識があったとしても問題ありません。むしろ、「この人は職種研究を全くしていないな」と思われる方が危険です。

のりすのりす

逆に言えば、異業種であってもしっかりと対策をしておけば内定を貰える確率は十分あるということです!
私に相談頂いた薬剤師さんもほぼ皆さん内定を貰えていましたよ!

まとめ

今回は、薬剤師から未経験で企業に転職をする場合にどのような選択肢があるのかをお話していきました。

薬剤師から異業種への転職を目指すとなると色々と不安が付きまといますよね。

転職をしてから後悔しないためにも、転職エージェントやブログやSNSの情報等、色々と情報収集をしてじっくりと考えてみて下さいね!

もし転職をするということを決めたら、やり方さえ間違えなければしっかりと内定を貰うことができる場合がほとんどなので、皆様の健闘を遠くから応援しています!