CRO業界(その中でも特にCRA職)は、色々な理由から転職が多い業界ですが、色々ある転職エージェントの中でどこを使ったら良いか迷ったことはありませんか?
今回は、私の転職時の経験談も踏まえながら、実際にCROや製薬メーカーに所属している皆さんのおすすめ転職エージェントも合わせてご紹介をしていきます!
●実際に転職エージェントを使ってみた体験談
●界隈の皆さんがおすすめする転職エージェント情報
治験業界でかれこれ10年以上働いています。X(旧Twitter)でのフォロワー数は5,000人越え。今回も分かりやすくお伝えしていきます!
CRO(CRA)や製薬メーカーのおすすめ転職エージェント
転職エージェント | 口コミ数/評価 | 紹介案件数 | 業界知識 | 連絡の綿密さ | 斬新な提案 | 公式HP |
---|---|---|---|---|---|---|
★★★★★ | ◎ 最多クラス |
◎ 豊富 |
○ 比較的手厚い |
◎ 豊富 |
JAC公式へ | |
★★★★ | ○ やや多い |
○ やや豊富 |
◎ 手厚い |
△ 多くはない |
doda公式へ | |
★★★★ | ◎ 多い |
◎ 豊富 |
△ 普通 |
○ 比較的豊富 |
クイック公式へ | |
★★★★ | ◎ 多い |
○ やや豊富 |
△ 普通 |
○ 比較的豊富 |
パソナ公式へ | |
★★★ | △ やや少ない |
○ 外資特化 |
△ 普通 |
○ 提案あり |
RGF公式へ |
CRO/SMOや製薬/医療機器メーカーの臨床開発職は転職を繰り返しながらキャリアアップをしてくことが多い業界なため、転職エージェントと賢く付き合っていくことが重要です。
臨床開発職は現時点では売り手市場なので経験者の転職の場合は数十万円~100万円クラスで年収が上がることもよくあります。
一方で、同じ会社で年収を100万円上げようとすると相当な努力が必要になることでしょう。
そこで、X(旧Twitter)で実際に臨床開発職の方がおすすめする転職エージェントについてご意見を頂きました。
次回はCRO、製薬メーカーの転職関連の記事を書いていこうと思います。
そこで、よろしければアンケートにご協力いただけますと幸いです🙇♂️【CRO/製薬メーカーで転職された方】
転職エージェントはどちらを使用されましたか?
複数ある場合は、一番良かったエージェントをご選択下さい。— のりす (@Chikennochikara) May 4, 2021
投票数やリプの内容を総合するとJAC recruitmentが圧倒的な人気を誇っており、かなり多くの方がおすすめする転職エージェントとしてお話されていました。
私もCROのCRAから製薬メーカーに転職をした時にはJAC recruitmentを使いましたよ!
どこのエージェントを使うか悩んだ場合は、JAC recruitmentを選んでおけば大きな失敗はしない確率が高いでしょう。
また、転職をするからにはなるべく高い年収を狙ったり良いポジションを獲得したりしたいという方も多いかと思います。
そのような時は、同時に複数の転職エージェント(あまり多いと大変なので2、3社程度がおすすめ)に登録をしておくとエージェントが先方との年収交渉を頑張ってくれたり、一方の転職エージェントが持っていない案件を紹介してくれたりするのでおすすめですよ!
JAC recruitmentの支持率はかなり高かったのですが、他にも転職エージェントを登録しておくと転職活動を有利に進められるため、みなさんも色々な戦略を考えてみて下さいね。
実際に業界で働いている方がおすすめする転職エージェント
私も転職エージェントを色々と使ってきましたが、転職エージェントに求める要件というのは人それぞれです。
実際に業界で働かれている色々な方のご意見を聞いてみて是非みなさんにピッタリ合う転職エージェントを探してみて下さいね!
圧倒的人気のJAC recruitment
JAC recruitmentは東京プライム市場にも上場している転職エージェントです。
2019~2024年の6年連続でハイクラス・ミドルクラス転職のオリコン顧客満足度1位を獲得しており、CROや製薬会社でも職種を限らず幅広い支持を集めているのが特徴です。
扱っている案件も外資内資、ベンチャー~大手まで幅広い範囲をカバーしているため、キャリアチェンジを含めた提案をしてもらえる点が私としては大きな魅力でした。
CROや製薬会社に特化したチームがあるため、業界事情についてもタイムリーかつ非常に深い部分まで知っており、逆に驚くレベルでした。
某CROで炎上プロジェクトあった時もタイムリーに知っていてかなり驚きましたね。
JACさんとは今でも情報交換をしている程で、私のおすすめ転職エージェントでもあります!
JAC recruitmentを使ってみた経験談(Xでの声)
実際にX(旧Twitter)に寄せられた経験談をご紹介します。
レアケースかとは思いますか、私はビズリーチで経由で直接、今の会社からお声いただきましたね〜
JACやクイックの方とは、定期的にキャッチアップしたりしますねー
あと、@MJPHARMA11 さんの言うように女性の方がやりやすいというのはあると思います🤣— お薬屋 (@CareerPharm) May 4, 2021
やっぱりJACが多い感じですねー!
私もJACにサポートいただきましたが、担当者毎にカバーする企業分けてる分、情報量の多さやフットワーク軽かった印象です🤗— rk_seamless (@rk115877) May 4, 2021
色々なとことお話しましたが、1番親身になってくれました!
皆さん言われるように人依存かもですが、転職エージェントの環境によって心持ちもかわるでしょうし、トータルでJACかなと🤗— rk_seamless (@rk115877) May 4, 2021
転職活動していない時でもご連絡いただくので、お付き合いが長いのがJACさん。良くも悪くも優等生なイメージです。新しい提案をしてくださって良かったのがRFGさんとAPEXさん。
あとエージェントではないですが、LinkedInが1番役立っているかもしれません。— moko (@moko_dailymemo) May 5, 2021
Linkedin経由での、JAC internationalさんにお世話になりました!
— Olsen (@Olsen_0391) May 5, 2021
皆さんのご意見の中にも出てきましたが、JAC recruitmentの場合は企業ごとの担当者が分かれているため、企業についての細かい情報についてもしっかりとキャッチアップされています。
こちらの記事でご紹介したツイート以外にも実際に検索をしてみるとJAC recruitmentからの転職のお話がヒットするので、更に情報を知りたい方は検索をして探してみるのも良いかと思います。
CROや製薬会社の方からのコメントが多かったのですが、DMではSMO(CRC)さんからのキャリアチェンジで使っていたという声も複数挙がっていました。
CRCさんの転職でも選択肢の1つに入れてみるのも良いかもしれませんね!
JAC recruitmentを使うメリットとデメリット
皆さんからのご意見や私が実際に使ってみた経験を踏まえてJAC recruitmentを使うメリットとデメリットを簡単にまとめてみたいと思います。
●業界のリアルタイムな情報をキャッチアップしている。
●案件提案や年収交渉も優秀。
JAC recruitmentを使うのにおすすめな人
JAC recruitmentはハイクラス~ミドルクラスの転職紹介に強みを持っている転職エージェントです。
周りで実際に使っている人の状況を見ると、業界経験3年目付近から使っている方が多いので、目安としてはそのあたりの方が対象になってくるかと思います。
ただ、業界経験が浅くても業務経験がそれなりにある場合には、転職でも十分に戦えるため、相談をしてみるというのも良いかと思います。
業界の全くの未経験の場合は、dodaやパソナなどの方が使っている方が多いのでそちらがおすすめです。
JAC recruitmentの特徴まとめ
皆さんからのご意見や私が実際に使ってみた経験を踏まえてJAC recruitmentの特徴を簡単にまとめてみたいと思います。
●6年連続でハイクラス・ミドルクラス転職のオリコン顧客満足度1位。
●企業ごとに担当者がいる。
●X(旧Twitter)からの支持も非常に多い。
●業界未経験者の紹介は専門とはしていない。
大手の強みを活かしているdoda
dodaはCM等もやっているため認知度が高いかと思いますが、転職サイトだけではなく転職エージェントについてもサービスを展開しています。
言うまでもなく転職業界では大手に分類されるわけですが、CROや製薬会社の案件も扱っているため、CRAやCRCでdoda経由で転職を決めたという方もいました。
私自身もdodaを使っていたので、そちらの情報も併せてお伝えしていきます。
dodaを使ってみた経験談(Xでの声)
以下のアンケートから業界の方でdodaを使って転職をされた方は、約18人(78人中)という結果でしたので、4人に1人くらいの割合で使っている計算になります。
次回はCRO、製薬メーカーの転職関連の記事を書いていこうと思います。
そこで、よろしければアンケートにご協力いただけますと幸いです🙇♂️【CRO/製薬メーカーで転職された方】
転職エージェントはどちらを使用されましたか?
複数ある場合は、一番良かったエージェントをご選択下さい。— のりす (@Chikennochikara) May 4, 2021
上記のアンケートから多くの方が使っていることまでは分かりましたが、経験談についてはあまりお話されていませんでした。
ちなみに、私が使ってみた感じでは担当者の方は業界についてとても深い知識があったわけではありませんでしたが、しっかりとこちらの意図が伝わるレベルでは知識があったため、転職活動の支障にはなりませんでした。
案件についてはある程度の幅広さはあったのですが、マニアックな案件(他のエージェントでは取り扱っていなそうな案件)は少なかったかなという印象でした。
ただ、担当者の方はかなり頑張って対応して下さっていたのは伝わってきましたし、とても親身にお話を聞いて下さったので信頼はしていました。
dodaを使うメリットとデメリット
私が実際に使ってみた経験を踏まえてdodaを使うメリットとデメリットを簡単にまとめてみたいと思います。
●業界未経験の方でも対応している。
●dodaのサイトと併用すると自分でも案件を探せる。
dodaを使うのにおすすめな人
dodaは大手の転職エージェントのため、製薬業界に限らず色々な業界の案件を持っています。
そのため、「転職先の候補の1つとしてCRAがある」など、他の職種についても検討している場合には情報量が多いdodaの転職エージェントを使うと案件が見つかることもあるのでおすすめです。
業界未経験の方も対応しているのは魅力的なポイントの1つですよね!
dodaの特徴まとめ
●業界未経験であっても対応をしてもらえる。
●CRA/CRC以外の職種についても案件を持っていて提案してもらえる。
●業界に特化した細かい部分の知識はJACと比較すると甘い傾向にある。
幅広い職種からの支持があるパソナ
パソナはdodaと並ぶ人材紹介業界の大手でCMでもよく登場するため知っている方も良いのではないでしょうか?
今回のアンケートの結果を見るまでは、パソナというと派遣専門のようなイメージを持っていましたが製薬会社やCROの案件も扱っており、パソナから転職をされたという方もそれなりにいました。
パソナを使ってみた経験談(Xでの声)
実際にX(旧Twitter)に寄せられた経験談をご紹介します。
私は完全にビズリーチでプロジェクトベース?
で良い案件持ってきた人とコンタクトしましたー!
今回は、意外にもパソナでした。— ジャスミン🇹🇼 (@JasmineTaiwan) May 4, 2021
CROでも製薬でもない医療機器ですが、最初は大手のリクルーターと話していましたが、あまり良い印象ありません。パ◯ナとか。
中小のエージェントの方は、かなり親身になって優良案件くださいました。
どちらも男性でしたね…— PNC@ナースの働き方マインド (@platinum_nurseC) May 4, 2021
母体が大きい分、臨床開発職関連の案件もそれに比例して多く取り扱っているのでしょうね。
Xでのお話を聞いてから案件を検索してみましたが、確かに開発の案件もヒットしました。私が見た時は比較的大きめな企業ばかりでしたので、メジャーどころの企業で開発職として働きたいと思っている方には良さそうでした。
パソナを使うメリットとデメリット
皆さんからのご意見や私が実際に使ってみた経験を踏まえてパソナを使うメリットとデメリットを簡単にまとめてみたいと思います。
●大手の情報量を活かしてキャリアチェンジも含めて情報を貰える。
●大手で知名度が高い。
パソナを使うのにおすすめな人
基本的には同じく大手のdodaと似た傾向があるため、業界未経験者の方でも安心して使える転職エージェントの1つです。
また、実際に業界経験者でも使っている方はそれなりにいるようで、紹介される案件についても良い案件を紹介してくれることもあるようです。
そのため、業界未経験者~業界経験者まで幅広い層の方におすすめできる転職エージェントと言えます。
パソナの特徴まとめ
●業界未経験であっても対応をしてもらえる。
●CRA/CRC以外の職種についても案件を持っていて提案してもらえる。
●人によって評価が分かれるため、担当者ごとの質のバラつきも。
内資から外資まで業界知識が豊富なクイック
クイックは、東証プライム市場に上場をしている上場企業で製薬、エンジニア、看護師などの特定領域の人材紹介が主軸となっている会社です。
特定領域に特化している分、その領域の業界動向には詳しく、製薬業界やCRO業界もカバーしているため臨床開発職の転職時にも力になってもらえるでしょう。
私はCRAとしての経験がまだ浅い頃の転職でお世話になりましたが、とても丁寧に対応していただけましたよ!
クイックを使ってみた経験談(Xでの声)
今回のXでのアンケートでは、クイックについて触れている方は少なかったのですが、定期的にキャッチアップされている方もいるようでした。
レアケースかとは思いますか、私はビズリーチで経由で直接、今の会社からお声いただきましたね〜
JACやクイックの方とは、定期的にキャッチアップしたりしますねー
あと、@MJPHARMA11 さんの言うように女性の方がやりやすいというのはあると思います🤣— お薬屋 (@CareerPharm) May 4, 2021
私も初めての転職の時に使いましたが、その後もしばらく情報のキャッチアップのためにお付き合いを続けたことがあります。
私の場合は、担当の方がご退職されてしまったタイミングでそのままご無沙汰となっていますが、悪い印象は特にありませんね。
クイックを使うメリットとデメリット
皆さんからのご意見や私が実際に使ってみた経験を踏まえてクイックを使うメリットとデメリットを簡単にまとめてみたいと思います。
●レアな案件を紹介してくれることも多い。
●紹介案件数が比較的多い。
クイックを使うのにおすすめな人
私の場合は3年目の転職の時にお世話になりましたが、しっかりと案件を紹介してもらえて無事に転職も成功しました。
そのため、比較的経験年数が浅い方にもおすすめできる転職エージェントです。
もちろん、業界特化型のエージェントで業界に関する深い知識も持っているためキャリアップを狙っていきたい方にもおすすめできます。
クイックの特徴まとめ
●CRA経験が浅くても案件を紹介してもらえる。
●業界の知識や情報量は豊富で安心して任せられる。
●レスポンスが遅いというお話はよく聞くので懸念事項の1つである。
外資系企業の求人に強いRGF
RGFは外資系の転職エージェントで、経営幹部の案件を取り扱うRGF Executiveとマネージャー層から専門職・スペシャリストの案件を取り扱うRGF Professionalがあります。
多くの方が対象となるのは、RGF Professionalの方かと思いますが部長職以上のクラスでの転職の場合はRGF Excutiveを利用されている方も多いようです。
RGFを使ってみた経験談(Xでの声)
実際にX(旧Twitter)に寄せられた経験談をご紹介します。
選択肢以外の転職エージェントとして、RGF Executive Search/RGF Professional Recruitmentを挙げている方も複数いらっしゃいました。
RGF Executive Searchを使いました🍀
— SNOW (@mikami_stock) May 4, 2021
転職活動していない時でもご連絡いただくので、お付き合いが長いのがJACさん。良くも悪くも優等生なイメージです。新しい提案をしてくださって良かったのがRFGさんとAPEXさん。
あとエージェントではないですが、LinkedInが1番役立っているかもしれません。— moko (@moko_dailymemo) May 5, 2021
LikedIn経由でHaysさんにお世話になりました。RGF Executive Search, RGF Professional Recruitment, Dodaの担当者さんも良かったです。
— pakiran (@pakiran) May 5, 2021
RGFを使うメリットとデメリット
皆さんからのご意見や私が実際に使ってみた経験を踏まえてRGFを使うメリットとデメリットを簡単にまとめてみたいと思います。
●斬新な提案もしてもらえる。
●RGF Executiveではハイクラス案件も多数扱っている。
RGFを使うのにおすすめな人
RGFは外資系の求人案件に強いため、外資系への転職を考えている方におすすめできる転職エージェントです。
また、業界未経験というよりは業界経験者向けの求人紹介が多いため、ある程度経験を積んでいる方におすすめできます。
RGFの特徴まとめ
●主にマネージャー層~経営層の求人を取り扱っている。
●斬新な提案についてもしてもらえる
APEXやHAYSも外資系求人に強みあり
使用している人数的には、外資系の案件ではRGFが多くの方に利用されている印象を受けますが、APEXやHAYSもバイリンガル人材には力を入れていることから、外資系の企業を目指す方には使用されているエージェントのようです。
案件数はRGFと比較すると少なめの印象ですが、斬新なアイディアの提案があったとの声もあり、今まで自分でも気が付かなったキャリアの提案をしてもらえる可能性もあるのかもしれませんね!
LinkedIn経由での転職も多そう
LinkedInは、転職エージェントではなく、世界最大級のビジネス特化型のSNSになります。
2016年の12月にはマイクロソフト社が買収をしたことでも有名になりました。
日本での会員数も200万人を超え、幅広い職種で使用されているツールで、製薬・CRO業界でも使っている方が多くいらっしゃるようです。
転職活動していない時でもご連絡いただくので、お付き合いが長いのがJACさん。良くも悪くも優等生なイメージです。新しい提案をしてくださって良かったのがRFGさんとAPEXさん。
あとエージェントではないですが、LinkedInが1番役立っているかもしれません。— moko (@moko_dailymemo) May 5, 2021
Linkedin経由での、JAC internationalさんにお世話になりました!
— Olsen (@Olsen_0391) May 5, 2021
未経験中途CRAとして転職したときはdoda、経験中途CRAとして転職したときはLinkedIn経由でのダイレクトリクルーティングでした。
— おなかぽんぽこ (@083Onaka) May 4, 2021
LikedIn経由でHaysさんにお世話になりました。RGF Executive Search, RGF Professional Recruitment, Dodaの担当者さんも良かったです。
— pakiran (@pakiran) May 5, 2021
私は登録だけして少し使用した程度なのですが、外資系企業からのアプローチが多く、英語がある程度得意であった方がこのツールの効果が高い印象を持ちました。
また、LinkedInの特徴は、転職onlyでの使用に限られていないため、ビジネス関連の情報収集のツールとしても非常に優秀な側面を持っていることです。
今回の記事を執筆する際に、久しぶりにLinkedInにログインをしましたが、改めて見てみると、情報が豊富にあるなと感じたので、今後はLinkedInも使用していこうと思いました。
ちなみに、私もツール系という括りで見ると、ビズリーチを使っていましたが、ビズリーチはもしかたら少数派なのかもしれません。
レアケースかとは思いますか、私はビズリーチで経由で直接、今の会社からお声いただきましたね〜
JACやクイックの方とは、定期的にキャッチアップしたりしますねー
あと、@MJPHARMA11 さんの言うように女性の方がやりやすいというのはあると思います🤣— お薬屋 (@CareerPharm) May 4, 2021
転職をするとしたらおすすめのCROは?
本記事は、おすすめの転職エージェントについてまとめた記事ですが、実際にどこのCROに転職をしたら良いのか分からないという方もいるかと思います。
387件の口コミから見えてくる!CROはどこが良いのかの答えの記事ではCRO19社のリアルな情報をご紹介していますが、例えば年収を重視したいのであればFortrea、抜群の働きやすさを重視したいのであればサイネオス、先輩からの手厚いフォローを重視するのであればエイツーヘルスケアなど皆さんのスタイルにピッタリなCROを探すことができます。
記事には忖度無しのリアルな意見がまとめられているので、まずはどこのCROが自分に合っているのかの当たりを付けてから転職エージェントに相談をするとより効率的でおすすめですよ!
まずは自分が行きたいCROをイメージしてから転職活動に臨むと転職の効率が上がるので是非リアルな口コミを見てから決めてみて下さいね。
転職活動時以外でも情報収集は非常に重要
私を含めて複数の方は、転職活動をしていない時期にも継続的に情報収集のためにエージェントを利用しているという方もいらっしゃいました。
製薬業界(特に製薬メーカー)の良い条件の案件は数が限られているため、転職を成功させるためにはタイミングが非常に重要だと考えています。
私の“転職成功の秘訣”は、とにかく来るときに備えて、自身の価値を高めておいて(CRAとしての経験や英語力など)、条件が良い案件が出た時にいつでもスッと入り込める体制を整えておくことだと思っています。
そのためには、日頃からの自己学習と、新鮮な情報をすぐに察知できるようエージェントの方と良好な関係を保っておくことが重要だと言えるでしょう。
私の転職時の経験談
私は新卒でCROのCRAとして就職をして、その後、数年の経験を経て別のCRO(同じくCRA)へ転職をしました。
更にその後、今度はCROから製薬メーカー(臨床開発職)に転職をしており、今はとても満足している環境で仕事ができています!
CROのCRAからキャリアを積み上げてきたわけですが、キャリアの積み上げには転職エージェントの存在は欠かせないものだと感じました。
「如何に自分に合ったエージェントを見つけることができるか」がとても重要だということですね!
今回の記事では、実際に業界の方が使っていたエージェントのお話にも触れていますので是非皆さんに合うエージェントを探してみて下さいね!
それではまずは私の経験談からお話をしていきます。
CRO(CRA)→CRO(CRA)への転職
私は就活の際に、「治験は怪しい、治験は怖い」という治験に対するネガティブなイメージを払拭することで、特に日本での医薬品開発の迅速化という目標を達成したいと考えていました。
そのためには、まずはCROで色々な製薬メーカー/医療機器メーカーの開発に触れ、色々な領域の経験を積み、最終的にはメーカーに移り、より上流で医薬品開発に携わることを目指していました(今回は、転職エージェントのお話がメインですので、私のキャリア戦略についてはここまでにしておきます)。
しかし、人生山あり谷ありで【後悔しないために】CRAを辞めたいと思った時の赤裸々体験談をお話しますの記事でお話したような辛い経験もあり転職をすることになります。
その時登録したのがJAC Recruitmentでした。
CROにいた頃は、しんどいなぁと思う場面も色々ありましたが、転職をしようと思った時には色々な葛藤があったことを覚えています。
正直なところ、初めての転職だったため、よく分からず、とりあえずネットで「CRO 転職エージェント」と検索してヒットしたエージェントに登録をしました。
登録後、翌日にエージェントから電話が入り、すぐにヒアリングを受けてあれよあれよという間に、ヒアリング→転職先候補(3社)→面接→採用 と進んでいき非常に驚いた記憶があります(登録から転職先確定まで1ヶ月半くらいで終わりました)。
JAC Recruitmentは、東証1部上場企業であるため、規模も大きく、CROや製薬メーカーに特化したチームがあるようで、そのチームの担当者に付いてもらったため、業界の内部事情(裏話的な…)にも詳しく、かなり吟味しながらCROを選ぶことが出来ました。
また、エージェントでは実際に以下の対応をしてもらいました。
●職務経歴、レジェメ等の添削
●先方とのスケジュール調整
●先方との年収交渉
●先方への辞退連絡
特に赤字で示した「先方との年収交渉」と「先方への辞退連絡」については、初めての転職活動ということもあり、自分ではなかなか言い出しずらいところだったので、非常に助かりました。
エージェントを使わない場合、企業とは自分で年収交渉をしなければいけませんが、なかなかハードルが高いですもんね…
もちろん、これらの対応は全ての転職エージェントで共通する部分ではありますが、個人的にはそれら1つ1つの質が高かったという印象を持ったのがJAC Recruitmentでした。
CRO→製薬メーカーへの転職
CRO→CROの転職の際は、急な合併があり、急ぎ足で転職を進めてしまい、転職エージェントも然程吟味をしていなかったのですが、CRO→製薬メーカーの転職の際には、じっくりと準備をする時間があったので、複数の転職エージェント+ビズリーチを利用しました。
利用した転職エージェントは以下の3つです。
●doda
●クイック
JAC Recruitmentは、CRO→CROの転職時に利用をして、かなり良いなと感じたので続投する形で使用しました(CRO→CRO転職後も、情報収集のためにお付き合いがありました)。
クイックについては、ビズリーチ経由で連絡を取ることになり、dodaについてはネットで色々と調べた結果辿り着きました。
恥ずかしながら、実はビズリーチを初めて利用するまではビズリーチ自体が転職エージェントだと思い込んでおり、ビズリーチで案件を検索して条件が合いそうな案件に応募したところ、クイックの担当者から連絡があって混乱した思い出があります…笑
ということで、JAC Recruitment、doda、クイックそれぞれのエージェントと連絡を取り合いながら転職活動を進めていき、結果としてJAC Recruitmentの案件で転職先が確定となりました。
ちなみに、私は転職先として臨床開発職しか視野にいれていなかったのですが、JAC Recruitmentやdodaなどで案件を探していた時には、臨床開発職以外にも色々な職種の求人を案内してもらえました。
CRAのキャリアパスは意外に広いCRAのキャリアパスは意外に広いので臨床開発職以外にキャリアチェンジを考えている方にもおすすめできます。
私が利用した/している転職エージェントまとめ
CRO→CRO、CRO→製薬メーカーの転職のタイミングで利用した転職エージェントについてお話をしていきましたが、ここでそれらの転職エージェントを使った感想を主観ですが表にまとめてみました。
あくまで私が使用した感想ですが、個人的にはJAC Recruitmentが一番私に合っていました。
JAC recruitmentの方はどうやら企業へ訪問をして営業する方と、私たち転職者と連絡を取り合う方が同じで、企業単位で担当者が分かれているため、他の転職エージェントの方と比較するとかなりの情報量があったように感じました。
特に、CRO→製薬メーカー転職時には、私のニーズをお伝えするのがなかなか難しかったのですが、そのニーズを最も汲み取っていただけたのがJAC recruitmentの担当者でした。
また、CRO→製薬メーカーの際に、CRAの経験を活かせるポジションを数多く挙げていただき、それぞれの職種の特徴や求められている能力、今後の動向などについても丁寧にレクチャーしていただけたのも印象的でした。
そのようなこともあり、私の中では、JAC Recruitmentが一番印象が良かったので、今でも情報収集のためお付き合いを続けています。
ただ、dodaやクイックの担当者も「CRA」という職種をかなり理解していたり、一生懸命私のニーズに合うような案件を探し出してくれたりと、とても丁寧に接していただきましたし、総じて担当者のレベルが高かったので、どのエージェントを選ばれても問題は無いように思います(あとはもう担当者との相性だと思います…)。
CRAにおすすめな転職エージェント
最もおすすめなのは、JAC Recruitmentですがdodaやクイックも使ってみた感じでは申し分無かった印象ですので、あとはみなさんの直感でどこが良いのかを決めても問題無いかと思います。
CRAのみの紹介ではなく、CRA以外の職種についても提案してくれるエージェントさんの場合は今後のキャリアの選択肢を広げることができるのでおすすめですよ!
まとめ
今回は、製薬業界・CRO業界で働かれている方が実際に使った/使っている転職エージェントやツールについて紹介をしていきました。
転職エージェント毎に特徴はあれど、どのような担当者に付いていただくかがその転職エージェントの評価に大きく影響していると思われます。
つまり、良い担当者に付いてもらえれば、その転職エージェントに対しての印象は良くなるでしょうし、その逆もあるかと思います。
今回ご紹介した内容に関してもそのことを念頭に置いて参考程度にお考えいただければと思います。
最後に、実際に使ってみて良かったと思えた転職エージェントについて多くの情報をお寄せいただきましたXの皆様、ありがとうございました!
良い条件で転職をするコツは、複数の転職エージェントを同時に使用してしっかりと年収交渉をしてもらうことかと思っています。
みなさんも賢くキャリアップを目指して豊かな人生を送れるように目指しちゃいましょう!!
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