V-NET_top

V-NETは「治験参加率(参加者/参加希望者)業界No1!」が強みの治験募集サイトです。

治験募集サイトの中では歴史も長いサイトですが、今回はV-NETの評判や口コミについて紹介をしていきたいと思います。

この記事で分かること
V-NETを運営する会社の信頼性
V-NETの評判や口コミ
V-NETからの治験の参加方法
のりすのりす

製薬会社でプロ(臨床開発職)として働いている私が分かりやすく正しい情報をお話するよ!

V-NETとは?

株式会社ヒューマリンク_top

では、まず始めにV-NETを運営している会社の情報から見ていきましょう。

V-NETは株式会社ヒューマンリンクが運営しており、概要は以下の通りです。

運営会社 株式会社ヒューマンリンク
本社住所 〒541-0059
大阪府大阪市中央区博労町1丁目9-8堺筋MS第2ビル3階
設立 2008年 1月
資本金 500万円
主な事業内容
・臨床試験募集プロモーション
認証
ISO27001(情報セキュリティ)

株式会社ヒューマンリンクは、2008年1月に設立されており、治験募集サイトのV-NETを運営しています。

QLifeや生活向上Webあたりが治験募集サイトの中では老舗になりますが、V-NETも2008年から運営しているので比較的老舗の方に分類されますね。

また、他の治験募集サイトとは違い本社は大阪にあるのも特徴ですが、掲載されている案件は関西だけということではなく全国の案件を扱っているので、情報が限定されることも無いようです。

治験参加率(参加者/参加希望者)業界No1!

V-NETは、規模感としてはその他の治験募集サイトよりも小さいのですが、その分治験参加者の方にきめ細かい丁寧な対応を心掛けているようで治験参加率が業界No.1という素晴らしい実績があります。

治験については、治験参加者の方の安全性が最も重要視されているため過度に心配する必要はありません。

でもやっぱり色々不安ですよね?治験に参加される他の参加者の方も同じように不安に思っています。

V-NETの方はそのような不安を持った方にもしっかりと治験についての説明を丁寧におこなって信頼感を獲得しているのでしょうね。

V-NETは怪しい?

V-NETは2008年から運営されていますが、何かの不祥事などがニュースになったことはありません。

更に情報セキュリティの国際規格であるISO27001の認証も取得していることから、怪しい治験登録サイトではないことが分かります。

私は製薬メーカーで治験のデザイン作成や運営にも関わっていますが、V-NETに治験の案件掲載をお願いしたこともありますし、特に問題なく治験も終えることができました。

世の中には治験の詐欺サイトもあるようですが、V-NETについてはその点は心配する必要は無しです。

ちなみに、治験についての情報を1分にまとめた動画等も公開しています。内容はプロの私から見ても間違い無い内容なので、「そもそも治験ってなに?」という方は見ておきましょう。

コロナワクチンの治験に積極的

V-NET_新型コロナ治験

V-NETは新型コロナウイルスが大流行した初期から新型コロナウイルスワクチンの治験の案件も積極的に掲載していました。

特設ページも作られており、他の治験募集サイトよりも特に力が入っているのが印象的です。

新型コロナ関連の案件は豊富に掲載されているので、気になる方にはおすすめですよ。

また、治験の紹介キャンペーンもあるようです。

V-NET_新型コロナ治験紹介キャンペーン

ただし、治験やコロナワクチンについては世間では「怪しい」と思っている方も多いので、紹介する時には慎重にした方が良いと思います。

もちろん、製薬メーカーにいる私から見てもコロナワクチンや治験は全然怪しくはないのですが、一般の方はまだまだ警戒している方も多いと思いますからね。

紹介して関係性が崩れてしまうのも悲しいので、紹介すべきかは慎重に!(紹介しようか迷うなら止めておいた方が無難かもですね)

V-NETで貰える謝礼は高い?

V-NETに限らず治験募集サイト関連のお話をするとよく質問される内容なのでこちらでも説明をしておきます。

治験募集サイトとは_V-NETver

まず治験募集サイトとはそもそも何かというところからですが、治験募集サイトは治験参加希望者と医療機関との仲介を行っているところです。

家を借りる時で例えれば、治験募集サイトは不動産屋、医療機関は物件(大家)です。

不動産屋の場合は、仲介手数料が取られますが、治験募集サイトの場合は完全無料なので、費用は取られません。

そして、謝礼(正確には「謝礼」ではなく「負担軽減費」と言います)は医療機関が決めます。

ですので、負担軽減費がどれだけ貰えるかは参加する医療機関によって異なりますので、どの治験募集サイトから登録をしても変わりません。

V-NETで貰える謝礼(負担軽減費)を確認する方法

V-NETに掲載されている案件で貰える負担軽減費を確認するためにはV-NETへのログインが必要です。

ログインをすると負担軽減費が確認できるようになります。

V-NET_負担軽減費の確認方法

この案件の場合は、負担軽減費(治験協力費)は224,000円ということが分かりますね。

どれだけ負担軽減費が貰えるかも気になるという人は、V-NETからサクッと登録しちゃいましょう。

2~3分で完了します。

V-NETの口コミ

V-NETの口コミを紹介します。

男性1(左)

塗り薬の治験に参加しました。飲み薬だと少し抵抗があったので塗り薬の治験を選んだのですが、入院中に色々な制限があり少し大変でした。ただ、スタッフの皆さんはとても丁寧だったので安心して治験に参加できたことは大きいです。

男性3(右)

治験に興味はありましたが、正直少し警戒心もありました。V-NETから治験に参加した友人からおすすめをされたので治験に参加しましたが、確かに丁寧な説明で良かったです。通院型の治験がもう少し情報があれば嬉しかったです。

女性2(左)

花粉症の治験に参加しました。入院の治験にも興味があったのですが、募集がほとんどなく通院型になりました。私は事前検査で終わってしまいましたが、また挑戦してみたいと思います。

以上になります。

口コミとV-NETについて少し補足をしておきます。

V-NETは健常成人対象の治験が多い

V-NETは治験中でも健常成人が対象の治験の募集が多い傾向です。

なので、必然的に女性の治験は少なくなり、男性の方の体験談の方が多く聞かれました。ちなみに、女性の治験が少ない理由についてはいったいなんで?女性の治験の募集が少ない理由と女性におすすめの治験をご紹介で詳しく説明をしています。

健常成人が対象の治験の案件が多いV-NETの場合は、女性でも参加できる案件が少し少ない傾向ですが、ただそれでも女性が参加できる案件の募集もありますので、化粧品や健康食品の案件、その他、患者対象の治験の案件を探してみると見つかることも多いですよ!

飲み薬に抵抗がある人は塗り薬がおすすめ

治験は安全性についてもしっかりと配慮されていますが、やはり口に異物を入れる事に抵抗があるという方もいるかと思います。

そのような方は、塗り薬の治験がおすすめです。

塗り薬や貼り薬であれば、何かを体の中に入れるわけではないので、飲み薬よりも抵抗が少ない方も多いのではないでしょうか。

若干案件は制限されますが、時々募集しているので狙ってみるのも良いと思います。

V-NETが扱っている案件

健常成人が対象の治験の案件が多い印象ですが、患者が対象の治験やその他治験以外のモニターについての募集もしています。

女性の健常成人が対象の治験は非常にレアなのですが、V-NETではこのように募集が出ていましたよ。

V-NET_掲載案件①

健常成人が対象の入院の治験についても↓のように募集が頻繁にされています。

V-NET_掲載案件②

こちらの負担軽減費は163,500円でした。

年齢制限が44歳までとなっていますが、比較的広い範囲の人が参加できる治験ですね。

健常成人以外にも疾患を持っている人が対象の治験もあります。

V-NET_掲載案件③

疾患を持っている人が対象の治験は入院よりも通院の治験が多い傾向にあります。

健常成人が対象の治験は意外に事前検査での基準が厳しく落ちてしまうことも多いので、疾患を持っている人の場合は患者が対象の治験を視野に入れてみるのも○です。

V-NETで治験に参加する手順

V-NETの会員登録は2~3分で完了しますのでサクッと登録ができてしまいます。

会員登録後は、メールなどで治験の案件案内の連絡が届きますが、案件一覧から参加したい治験を探すこともできます。

1V-NETにアクセスをして「無料会員登録」をタップする。

V-NET_登録手順①

 

2登録フォームに沿って情報を入力する。

V-NET_登録手順②

 

3全ての入力が終わったら最後の「送信」をタップする。

V-NET_登録手順④

 

4この画面が出たら登録完了です。「V-NETへ移動」をタップすると案件の一覧を見られます。

V-NET_登録手順⑤

 

まとめ

今回は治験募集サイトのV-NETについてまとめていきました。

V-NETは治験募集サイトの中でも案件の数が多いかと言われると若干少ない感じもしますが、色々とユニークな取り組みをしていたり案内が丁寧だったりとV-NETらしい良さもあります。

掲載されている案件の数を気にするのか、それとも案内の丁寧さを気にするのかは人それぞれ違うと思うので、みなさんの感覚に合った治験募集サイトを探してみるのが良いと思います。