治験に興味があっても色々とあって、どのような治験がおすすめなのかが分からないという方もいるのではないでしょうか?
今回は福岡の治験で女性におすすめできる案件と参加方法などについて分かりやすく解説をしていきます。
●日帰りでも参加できる治験
●治験の参加方法
製薬業界でかれこれ10年以上働いています。X(旧Twitter)でのフォロワー数は6100人程。日々患者さんのためにやりがいのある充実したお仕事に取り組んでいます!
製薬メーカーで治験のお仕事をしている私が分かりやすく正しい情報を解説していきます!
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福岡の治験で女性におすすめできる案件一覧
「治験」というと皆さんはどのようなイメージですか?
どこかの病院に入院をして薬を投与されながら長期間ベッドの上で過ごす…というようなイメージですかね?
治験というと多くの方が上記のようなイメージをされていますが、実際には入院ではなく日帰りや通院の治験があったり在宅でできる治験もあったりします。
まずは福岡で参加できる女性の治験のおすすめ案件を見ていきましょう。
日帰り(通院)で参加できる治験
治験というと入院をイメージされる方も多いかもしれませんが、治験には入院以外にも通院の治験も多くあります。
もちろん、入院となった場合で男性と一緒になることはないのですが、それでも相部屋となるので気になるという方も多いのではないでしょうか?
日帰りで単発で終わるものは、案件としてはかなり少ないのですが、入院をせずに何回かの通院をすればOKという治験は結構あります。
代表的なものは、健康な方が対象の治験ではなく何かしらの疾患を持った方が対象の治験ですが、化粧品や健康食品のモニターの案件も入院ではなく通院で参加できるものが多いです。
詳細は福岡で日帰りOKの治験はある?見つけ方についても詳しく解説!にも書いてあります。
特に化粧品や健康食品のモニターは、在宅でもOKというものも多いので、通院するのも忙しくて大変な主婦や社会人の方にも人気が高いですね!
●日帰り単発で終了という治験は少ないが、時々ある。
●花粉症など、疾患の治験の場合は通院の治験が多い。
●化粧品や健康食品のモニターは在宅でOKという案件もある。
ジェネリック医薬品の治験
治験は、「新薬の有効性や安全性をヒトを使って確かめる」と思われている方が多くいますが、治験の対象は「新薬」だけではなく、「ジェネリック医薬品」も含まれます。
ジェネリック医薬品とは、後発医薬品とも呼ばれていて、製薬メーカーの特許が切れた薬と同じ有効成分が同じ量入っている薬で、新薬よりも安価であることが一般的です。
つまり、ジェネリック医薬品は新薬とは違い、既に世の中で使われている薬と同じ成分が使われているということです。
「全く新しい薬を投与されることには抵抗がある…」という方は、ジェネリック医薬品の治験がおすすめです。
ジェネリック医薬品の治験は以下のようなものになります。
【負担軽減費】260,000円
【来院】4泊×2回+2通院
【内容】薬が体内から体外へ排泄されるまでの健康状態を確認する試験。採血(最大12回/日)、採尿、血圧、脈拍、体温、心電図、診察、抗原検査などを行う。
【負担軽減費】190,000円
【来院】入院3泊×2+2通院
【内容】薬が体内から体外へ排泄されるまでの健康状態を確認する試験。入院期間中は採血、血圧、脈拍、体温、心電図、診察、尿検査などを行う。
女性が参加できる治験の募集となると、やや少ないことからやはり競争率が高めな傾向にあります。
Qlifeが穴場でおすすめです。もちろん王道の生活向上WEBで探しておくのも忘れずに。
ジェネリックの治験は新薬の治験と見分けがつきにくいですが、ジェネリック医薬品の治験は「入院●泊×2回」というパターンがかなり多いので注意して見てみましょう。
また、治験に参加する際にジェネリック医薬品の治験なのか、それとも新薬の治験なのかは教えて貰えるはずですので、そちらでもしっかり確認ができます。
ちなみに、「高額過ぎてヤバいバイトでは…?」と思う方もいるかもしれません。
一見高く見えるかもしれませんが、実はそんなでもありません。「治験バイトは高額で危ない」は本当?治験に関わるお金のお話を解説に詳しく書いてあるので気になる方はどうぞ。
●案件はあるが、新薬の案件と見分けが付きにくい。
●負担軽減費は化粧品や健康食品よりも多い。
●男性のみの募集が多い。
化粧品のモニター
実は、治験というのは医薬品と医療機器に対して使う言葉で、健康食品や化粧品は厳密には治験ではなく臨床研究と呼ばれています。
ただ、治験の登録サイトでも健康食品や化粧品の案件が掲載されているので、あまり気にしなくてもOKです。
一般的に、治験は参加基準が結構厳しいものが多く、参加をしたくてもなかなか基準を満たさないということも珍しくはありません。
そんな時には、化粧品のモニターがおすすめです。
【件名】美容液モニター
【負担軽減費】20,000円
【来院】0回
【内容】在宅で30日間美容液を使用して使用感などの日誌を付けて提出する。
【件名】乾燥肌が気になる方
【負担軽減費】30,000円
【来院】3回
【内容】化粧水を使用し、肌の状態をクリニックで測定する。
化粧品のモニターも治験と同じく参加をすることでお金が貰えますし、「薬を飲むのには抵抗がある…」という方は化粧品のモニターを探してみると良いでしょう。
ただ、化粧品モニターの場合、覆面調査などで「商品を無料で試せます」のような案件は結構あるのですが、商品が無料で使えるのはもちろんのこと、プラスしてお金が貰える案件はかなりレアです。
もし、プラスしてお金が貰えるような案件を狙っている場合は、覆面調査のようなサイトではなくて(化粧品のサンプルが試せるとかではなく)、Qlifeのような、化粧品の”臨床試験”に参加できるようなサイトを選ぶべきです。
タイミング次第にはなりますが福岡で参加できる化粧品モニターの募集がされていますよ(案件の探し方の詳しい手順はこちらで解説しています)。
化粧品モニターはとても人気が高く、すぐに〆切となってしまうことが多いのでサイトへの登録は予め済ませておいて、すぐに動けるような体制を整えておくのがおすすめです。
目安として1週間に1度は募集サイトチェックしておきましょう。
案件を絶対に見逃したくないという方は、生活向上webも併用しておくと効果的です。
●人気が非常に高い。
●治験と比べると案件数が少ない。
●在宅のモニターも時々ある。
●化粧水、美容液、クリームなどのモニターの場合は体内に何も入らないので安心。
健康食品のモニター
健康食品のモニターも化粧品のモニターと同じくらい人気があります。
ただ、貰えるお金が治験よりも少ないため、治験を選択される方も多くいます。
そのあたりは、みなさんが何を重視するかで、医薬品の治験なのか健康食品のモニターなのかを選ぶと良いかと思います。
実際に以下のような案件が募集されていました。
【負担軽減費】30,000円
【来院】4回
【内容】健康食品を摂取後、ゲームとスマホニュースを1時間閲覧し、視力の変化を観察する。
【負担軽減費】20,000円
【来院】2回
【内容】健康食品(お茶)の摂取前と摂取後の血圧を測定する。
健康食品のモニターも化粧品と同じくQLifeから福岡の案件を探すことができます。
治験と比べると来院回数が少なくて済むことや日帰りや在宅での案件もあるのでお宝案件があったら積極的に狙っていきましょう!
ただし、化粧品と同じく健康食品の案件も実は結構レアだったりします。
戦略も化粧品と同じで、案件を見逃したくない方は生活向上webと併用しておくと良いです。この2つの登録サイトで案件の大半がカバーできるので、他にも追加で登録などはしなくても大丈夫です。
●治験と比較すると募集が少ない。
●案件が出た時にすぐに反応できるように登録はあらかじめしておいた方が良い。
●日帰りや在宅での案件もある。
実際に女性が参加できる福岡の臨床試験を探してみましょう
福岡で女性におすすめの治験の種類を紹介してきましたが、ここでは実際に登録~参加までの流れを見ていきましょう。
チヨダモニター倶楽部にアクセスして画面右上の「モニター登録」をタップする。
登録情報を入力する。
入力情報確認してOKだったら「送信する」をタップする。
仮会員登録が完了すると下の画面になるので、本会員登録のメールが来るまで待つ。
本登録が完了したらあとは案内メールを待ちましょう。
案内メールは「chiyo-moni@cpcc.co.jp」というアドレスから届きます。
登録情報と臨床試験の参加基準が合致していれば、チヨダモニター俱楽部から案内メールが届くので、そこから臨床試験に参加できます。
良い案件が見つからない時
化粧品や健康食品のモニターは、人気が非常に高く案件がすぐにクローズしてしまうので、なかなか良いものが見つからない時が多いです。
そのため、1週間毎に定期的に良い案件が無いか確認をしておくと良いのですが、少しでも早く見つけたい場合は生活向上webなども見てみると見つかる場合もあります。
その他の、おすすめの登録サイトについては【2024年最新版】プロがゼロから解説!おすすめの治験募集サイトをご紹介にも書いてあります。
あまり知られていない治験に参加することのメリット
皆さんが何に魅力を感じて治験参加しようと考えたのかはそれぞれ違うと思いますが、治験に参加することで皆さんがあまり考えていないような意外なメリットがあることもあります。
例えば、健康な方が治験を受ける場合、健康であることを確認するために血液検査や心電図検査や血圧測定のように健康診断とほぼ同等の検査を行います。
健康診断を病院で普通に受診すると1万円ほどかかりますので、治験の場合それが無料となるのは大きいです。
入院の治験の場合は、3食分の食事も無料で出ますよ!
ちなみに、もし治験参加時の検査(スクリーニング検査と言います)で治験に参加できる条件に合致しなかったとしても、スクリーニング検査に参加した分の負担軽減費はしっかり貰えるのでご安心を(その場合は少ないですが…)。
その他、例えば女性の場合は便秘や不眠症などの治験に参加される方も多くいます。
例えば、便秘の治験で大腸内視鏡の検査が規定されていた場合、大腸内視鏡の検査費用は無料なる場合がほとんどです。
大腸内視鏡検査は、普通に診察を受けると約7,000~10,000円かかってしまいますので、こちらも治験に参加すると無料となるのは魅力的ですよね。
健康な方が対象の女性の治験の案件は結構少なめなので、花粉症や便秘や不眠症あたりの治験を狙ってみると案件が見つかったりします!
まとめ
今回は福岡の女性におすすめの治験についてお話をしていきました。
福岡は全国的に見ても治験の案件が多くあり、治験に参加できる機会は他の地域よりも多いでしょう。
しかし、それでもいったいなんで?女性の治験の募集が少ない理由と女性におすすめの治験をご紹介でお話したように健康な方が対象の治験は女性の場合は少ないのが現状です。
その場合は、化粧品や健康食品のモニターを探してみたり、花粉症や便秘などの疾患が対象の治験を探すことで解決しますので、試してみると良いでしょう。
今回の記事で紹介したような仕組みを知っていると有利に案件を探せるので頑張ってね!
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