【プロが解説】札幌のおすすめ治験案件と治験募集サイト

治験業界で働くプロが分かりやすく札幌のおすすめ治験案件と治験募集サイトについてご紹介をしていきます。

ネット上には誤った情報も散見されるので是非正しい知識情報から最適な治験を選んでいきましょう！

札幌での治験は治験ボランティアサポートセンターからがおすすめ

札幌の治験案件を扱っている治験募集サイトは色々ありますが、個人的にその中でも最も良いのは治験ボランティアサポートセンターです。

東京や大阪と比較すると札幌での治験の案件数はどうしても少なくなってしまうのですが、その中でも治験ボランティアサポートセンターは札幌での治験の案件を広くカバーしていて、かつ運用実績もしっかりとあることから信頼面でも申し分ありません。

また、過去に扱っていた案件を見てみても化粧品や健康食品の案件から医薬品の案件まで幅広く扱っており札幌で治験を探す場合にはまず欠かせない治験募集サイトの1つと言えます。

ただ、タイミングによっては治験ボランティアサポートセンターに掲載されている案件が少ない時があるので、生活向上Webなどの治験募集サイトも登録しておく方が無難です。

札幌で参加できるおすすめの治験案件

札幌で過去に募集されていた案件をいくつかピックアップしてご紹介をしていきます。

今後も同じような案件が募集されることがあるため、みなさんのニーズに合った案件があればその治験登録サイトに登録をしておいて募集を探してみるのが有効です。

人によって何を重視するかは違ってくると思うので色々な視点からおすすめポイントを解説していきます。

「とにかく稼ぎたい！」という人へのおすすめ案件

「とにかく高額な報酬が貰いたい！」と意気込んでいる方には入院型の治験がおすすめです。

報酬（性格には「負担軽減費」と言います）が高い案件は基本的に宿泊日数が長いことが多いので、夏休みや春休み等の長期休暇を有効活用したい大学生からの人気が特に高いのが特徴です。

案件	長期入院モニター
医療機関	札幌市
入院・通院	入院7泊＋9通院を2回、事後検査1回（通院）
負担軽減費	389,000円
掲載されていた治験募集サイト	治験ボランティアサポートセンター

入院型の治験に参加する場合、病院からの外出はできないため暇つぶしになるようなものを用意しておくのが必須です。

自分が入院型の治験に参加した時にはHuluの無料トライアルを使って映画やアニメをひたすら見ていました！

また、時々いびきが大きい人も部屋にいたりするので耳栓やヘッドフォンあたりを用意しておくと無難です。

ちなみに、札幌にある入院型の治験では美しが丘病院が有名で内装の清潔感もバッチリです。

副作用が怖いという方におすすめなのは健康食品モニター

薬を服用するのに抵抗がある方は健康食品やサプリメントのモニターを選んでみるのも良いでしょう。

入院型の治験の場合、女性の募集は非常に少ないのですが化粧品や健康食品のモニターの場合は女性も参加できる案件が多いのが特徴です。

その他、健康成人を対象とした治験ではなく、「花粉症の方」、「偏頭痛の方」などの症状を持った方が対象の治験の場合は女性の募集があることも多いです。

案件	体脂肪低減サプリメントのモニター
医療機関	北海道各地域
入院・通院	通院2回
負担軽減費	23,000～55,000円
掲載されていた治験募集サイト	治験ボランティアサポートセンター

入院型の治験の場合は、治験薬の血中濃度の推移を確認するために何回も採血があるのですが、女性の場合は一時的ではあっても注射痕が残ってしまうが気になる方も多いかと思います。

また、入院の場合は男性と相部屋になることはありませんがそれでも抵抗がある方もいるのではないでしょうか。

そこでおすすめなのが、健康食品や美容系のモニターと「花粉症」などの症状がある方向けの案件になります。

これらは、入院ではなく通院で治験に参加することができることと注射も少ない（あるいは無い場合もある）ことが特徴です。

短期でサクッと参加できるおすすめ案件

入院期間があまりにも長期間の場合はなかなか都合が付きづらいという方も多いかと思います。

入院型の治験の場合は、試験デザインによっては宿泊日数が少ない試験もあるため、そのあたりを狙ってみると良いかと思います。

案件	短期入院
医療機関	札幌市内
入院・通院	入院3泊＋通院2回
負担軽減費	80,000円
掲載されていた治験募集サイト	治験ボランティアサポートセンター

ただし、長期入院の試験と比較すると負担軽減費の額が少なくなることや意外に競争率が高かったりするので、予め治験募集サイトに登録をしておいてこまめに治験の案件をチェックしておく習慣を付けておいた方が良いかと思います。

競争率が低い穴場的なおすすめ案件

験募集サイト経由で治験に応募してくる方は大体が健康成人であることが多いです。

しかし、治験は危険性を限りなく少なくするために検査の基準が厳しく、かなりの健康体でなければ治験に参加することができません。

そこでおすすめなのが疾患を持っている方向けの治験です。

案件	不安や緊張を感じやすい方向けの治験
医療機関	北海道内（主に札幌市付近）
入院・通院	通院（10～15回程）
負担軽減費	10,000円/通院
掲載されている治験募集サイト	生活向上Web

「疾患」というと大げさなイメージを持つかもしれませんが、実際のところ軽い症状の疾患も多くあります。

例えば、「便秘」や「花粉症」や「ドライアイ」などの症状を持っている方が対象の治験があれば健康な方の治験よりもハードルが低いことがよくあります。

逆に、健康成人が対象の治験の場合には条件に「花粉症の方はNG」などがあったりするので、その場合は患者対象の治験に入る方が良かったりします。

札幌でおすすめの治験を探す方法

札幌で治験や健康食品・化粧品のモニターを探す時には治験ボランティアセンターがおすすめとお話をしましたが、治験ボランティアセンターから案件を探す手順についてご紹介していきます。

登録は1分で完了するのでサクッと済ませてしまいましょう。

• STEP1
  治験ボランティアサポートセンターのトップ画面から「受付・お申込み」をタップ
  
• STEP2
  アンケート項目に沿って入力をしていく（2、3分程）
  
• STEP3
  ボランティアサポートセンターからの電話に出て完了
  応募完了のメール連絡の後に、サポートセンターからの電話（「080」または「070」から始まる番号）があるので電話に出て完了です。
  私の時には電話は1回のみしかかかってこなかったので、フリーダイヤルに折り返しの電話を入れました。
  

 

札幌で治験をやっている施設

札幌市内では数多くの臨床試験や臨床研究が行われています。

治験をやっているのは、クリニックのような小規模な施設から大学病院のような大きな施設まで様々ですが、本記事では治験実施が盛んないくつかの施設をご紹介していきたいと思います。

美しが丘病院臨床薬理センター

美しが丘病院臨床薬理センターは、札幌市内にある治験専門施設で非常に多くの治験の実績がある施設です。

特に健康成人を対象にした治験や臨床研究の実績が豊富であるため、それらが対象の案件に参加をする場合には美しが丘病院臨床薬理センターで行わる場合も多いでしょう。

院内は清潔感があり漫画もあったりと設備も充実しているため気持ちよく試験に参加ができる環境が整っています。

札幌医科大学附属病院

札幌医科大学附属病院は東西線の西18丁目駅から徒歩5分ほどの場所にある施設で治験や臨床研究を積極的に実施しています。

近くには中村記念病院やNTT東日本札幌病院などもあり、これらの施設も札幌医科大学と同様に治験や臨床研究を数多く実施しています。

健康成人の治験というよりも患者向けの治験がメインですが、札幌での治験ではお馴染みの施設です。

札幌厚生病院

札幌厚生病院は、JR苗穂駅から徒歩5分の位置にある施設で患者対象の治験や臨床研究をメインに実施されています。

私の印象では特に消化器領域の治験の案件が多いのですが、過去にはそれ以外の領域での治験も実施されていたたため、幅広い領域での治験に対応しているものと思われます。

治験ボランティアサポートセンター以外のおすすめ治験募集サイト

治験ボランティアサポートセンター以外には、治験募集サイトの国内最大手の生活向上Webもおすすめです。

例えば、生活向上Webで札幌の治験案件について調べてみると以下のような感じの案件がヒットします。

上のパッチモニターテストのように薬を服用しなくても良いタイプの案件の場合は人気が非常に高いのでキャンセル待ちになってしまうこともよくあります。

そのため、治験ボランティアセンター＋生活向上webなど、いくつかの治験募集サイトに登録をしておいて案件の募集が始まったらすぐに応募をするなどの戦略を取った方がお宝案件に応募できる確率が上がってきます。

ただ、いくつかの治験募集サイトに登録するとしても信用出来ないようなサイトに登録するには絶対に控えましょう！

当ブログで紹介している治験募集サイトであれば問題ないですが、世の中には実態がよく分からないサイトもあるとのことなので、みなさんはしっかりと信頼できる治験募集サイトに絞って登録をすることが重要です。

まとめ

今回は札幌で参加できる治験についておすすめの案件と治験募集サイトについてまとめていきました。

疾患が対象の治験であれば北海道内であれば札幌に限らずやっていることはあるのですが、やはり健康成人対象の治験となると札幌市内の病院がメインになってきます。

関東や関西と比較すると件数が少ないですが、少ない案件をしっかりとゲットするために治験募集サイトに登録をしておいてしっかりとスタンバっておきましょう。