【22卒版_臨床開発職】MICメディカルの強みとは?企業研究をしたのでご紹介

企業研究記事も第4弾になりました。

第4弾は、エムスリーグループに所属している内資系CROのMICメディカルについての企業研究記事になります。

エムスリーは、就活生の方にはあまり馴染みがない会社かもしれませんが、医薬品業界や医師の中では知らない人はほとんどいないと思われる程有名な企業になります。

そんなエムスリーグループの1社であるMICメディカルはどんな会社なのかリサーチをしていきます。

MICメディカルの会社概要

MICメディカル_TOP画面

それでは、いつも通り、まずは会社の概要から見ていきましょう。

例にならって就活時の企業研究に特に関係しそうな部分のみを抜粋しています。

会社名 株式会社MICメディカル(MIC Medical Corp.)
代表者 代表取締役社長  三橋 正伸
所在地 本社
〒107-0052
東京都港区赤坂 1丁目11番44号 赤坂インターシティ10階
(代表)TEL:(03)6685-6900/FAX:(03)6685-6899住友新虎ノ門ビル
〒105-0001
東京都港区虎ノ門 4丁目3番9号 住友新虎ノ門ビル7階(総合受付)、8階
【臨床開発関連に関するお問い合せ】
TEL:(03)6880-9650/FAX:(050)3153-1522
【薬事に関するお問い合せ】
TEL:(03)6880-9310/FAX:(03)6880-9314
【採用に関するお問い合せ】
TEL:(03)6880-9652/FAX:(050)3153-1475
大阪支社
〒541-0046
大阪府大阪市中央区平野町 3丁目6番1号
あいおいニッセイ同和損保御堂筋ビル9階
TEL:(06)6205-5201/FAX:(06)6205-5202
設立 1986年12月
役職員数 400名 (2018年4月1日現在)
事業内容 ・医薬品、医療機器の臨床開発に関する業務 (CRA派遣、モニタリング、QC、Q A、メディカルライティング)
・医薬品、医療機器の製造販売承認申請支援業務
・医薬品、医療機器の製造業許可及び製造販売業許可申請支援業務
・CRA・MRの教育研修支援業務
・上記に係る各種コンサルティング業務
主要取引企業数 医薬品関連 33社、 医療機器関連 39社 (2020年4月1日現在)

会社概要|株式会社MICメディカルより抜粋

▼2021年卒のときのデータです

募集職種 CRA(臨床開発モニター)
勤務地 東京 (住友新虎ノ門ビル 又は 赤坂インターシティ)
大阪 (大阪支社:あいおいニッセイ同和損保御堂筋ビル)
※入社後、新入社員研修は東京にて実施(2ヶ月間を予定)
勤務時間 9:00~17:30(標準労働時間7時間30分/休憩60分)
フレックスタイム制(コアタイム/10:00~15:00)
※残業あり(1分単位残業代支給)
基本給 2019年4月実績

学部卒 : 月給222,500円
修士了 : 月給232,100円 (薬学部六年制は修士了扱い)

モデル月収例 2019年実績

学部卒 : 月給252,500円
修士了 : 月給262,100円 (薬学部六年制は修士了扱い)

※一律CRA手当10,000円+一律CRA業務手当20,000円含む
※残業手当(1分単位)は別途支給
※年収例については内定提示後に説明

諸手当 ●残業手当(1分単位)
●CRA手当(10,000円)
●CRA業務手当(20,000円)
●通勤費支給
●出張手当
給与改定 年1回(4月)
賞与 年2回(6月、12月)
休日休暇 完全週休2日制(土・日)、祝日、年末年始
フレックス夏期休日
有給休暇
慶弔休暇
産前・産後休暇
育児・介護休業制度
看護休暇
傷病積立休暇制度 等
福利厚生・社内制度 退職金制度(確定拠出年金)
クラブ活動・懇親会等の費用補助
持株会制度
ベネフィット・ワン(総合福利厚生サービス)
資格取得支援(TOEIC・CASEC受験費用補助)
英語学習費用補助
永年勤続表彰制度
短時間勤務制度
在宅・準在宅勤務制度
メンタルヘルスフルサポート
転居費用補助・住居支援補助制度(条件付) 等

株式会社MICメディカル|マイナビ2019より一部抜粋

ざっと見ただけでも、今まで紹介をしてきたシミックやEPSやエイツー等とも少し様子が違うのが分かりますね。

それでは、MICメディカルの会社概要に関する特徴を1つずつ見ていきましょう。

MICメディカルは内資系中堅のCROである

いつもは会社の規模をある程度把握するために会社の売上高を見ていました。(CRO事業以外の事業をやっている場合はCRO事業の売上高を比較していましたね)

MICメディカルは、医療従事者や製薬会社向けの情報提供や転職支援を主な事業内容としているエムスリーという会社の子会社になります。

エムスリーの方針で、MICメディカル単独での売上高は公開していないので、MICメディカルの売上高は公開されていないため、事業規模を正確に比較することは出来ないのですが、体感的には、内資ではシミック、EPS、A2と来て、M3グループ(メディサイエンス、MICメディカル)がくるイメージですので、中堅CROあたりの認識でいれば大きな認識の乖離はないはずです。

会社説明会では、エムスリーの売上高が紹介される可能性もありますが、CROの事業規模に絞って比較するのであれば、CRO事業のみの売上で比較しなければ意味がありません。

MICメディカルの親会社であるエムスリーの売上高をもし持ち出すようであれば、A2は親会社が伊藤忠なので、とんでもないことになりますよね?

成長率は厳しめか?

今までの企業研究記事では、営業利益を比較して見ていましたが、営業利益についてもMICメディカル単独のデータが無いため、正確に比較することは出来ません。

ただ、まったく情報が無いのもイメージ出来ないかと思うので、エムスリーの決算からなんとなくの予測をしてみようと思います。

エムスリーの事業内容は、大きく分けると、国内では以下の4つに分類されます。

エムスリーの事業内容

メディカルプラットフォーム
エビデンスソリューション
キャリアソリューション
エマージング事業群

このうち、治験関連の事業は、エビデンスソリューションに分類されるものになります。

このエビデンスソリューションの営業利益の推移を見ていきましょう。

会社名 2017年度 2018年度 2019年度
シミック 58億円

(+7.8%)

66億円

(+13.8%)

68億円

(+3.7%)

イーピーエス 63億円

(+3.7%)

63億円

(+0.2%)

50億円

(-20.6%)

M3グループ
(エビデンスソリューション)
55億円

(+4%)

59億円

(+8%)

47億円

(-21%)

エムスリーグループには、MICメディカル以外にもSMOのノイエスやCROのメディサイエンス、メビックスなどがあり、それらの会社の業績も一括になっています。

そのため、上の表の結果は”MICメディカル単独の成長率”というよりは、”エムスリーグループのCRO、SMO総合しての成長率”として見ていただく方が良いでしょう。

結果は、少し面白いことにイーピーエスと似たような状況となっていますね。

規模として見てみても、シミック、イーピーエスは単独で上記の営業利益ですが、エムスリーグループはトータルで上記の営業利益なので、事業規模はやはりまだシミック、イーピーエスの方が大きいだろうと予測できます。

成長率に関しても決して順調ではなく、やや厳しめな印象も受けます。

企業研究としては、2019年度に大きく営業利益が落ち込んでいる理由を深堀していきたいところなのですが、エムスリーの決算には「治験受託業務の期ずれ」とのみ記載があり詳細な理由は記載されていませんでした。

「治験受託業務の期ズレ」は、要するに、コロナによって治験が中止になったり、受託するはずの治験が延期になったことによるものと考えられますので、コロナ終息後には元に戻るだろうとエムスリーは考えていることになります。

ただ、イーピーエスの企業研究記事でも触れましたが、イーピーエスに関しては、コロナに加えて、リソースマネジメントがうまくいかなかったことや外資系CROの影響にも触れていたので、エムスリーグループの治験関連企業の営業利益の落ち込みは、コロナの影響だけなのかというところはやや懐疑的ではあります。

事業内容は全てをカバーしているわけではない

MICメディカルの事業内容を見てみると、大手CROとは違い、モニタリング、QC、QA、メディカルライティングあたりの業務がメインになっています。

DM(Data Management)部門が無いのも特徴的です。

CRO業界の業務別売上高でもモニタリング業務の売上が50%以上を占めているので、一番売上が確保できるであろうモニタリング部門に特化していると考えることができます。

大手CROは治験関連の業務をほぼ全てカバーしていますが、中堅以降になると、MICメディカルのように何かの業務に特化していることがよくあります。

これは新卒採用にも影響しているようですね。

新卒採用でも、採用職種はモニタリング(CRA)のみとなっています。

構成からも、メインはあくまでモニタリングで、モニタリング以外の部門に関しては、中途採用か、CRAとして経験を積んだ後、産休明けにQCに部署移動するなどといったイメージになるかと思います。

ちなみにですが、QC(Quality Check)というのは、治験で発生する書類のチェックをするような内勤業務で、QA(Quality Assurance)は監査部門になります。

そのため、基本的には将来的にもCRAとしてキャリアを築いていきたい人向けの会社とも言えるでしょう。

エムスリーグループのCROは単独で運営されている

エムスリーグループには、MICメディカルの他にメディサイエンスとメビックスというCROがあります。

エムスリーの方針として、それぞれの会社の主体性を尊重するため、合併という形を取らずにそれぞれに社長がいて、それぞれが別で採用活動をしているなど、単独で運営がされているのが特徴です。

ただ、お互いに協力をしていないというわけではなく、人員が足りない場合などは、MICからメビックスに出向して業務にあたるなど、人員の流動性はあるようです。

また、エムスリーグループ全体の売上高に占めるエビデンスソリューションの売上収益は、15%以上(2019年度実績)あるものの、現在はあまり調子が良くないようなので、そのあたりについて親会社であるエムスリーからどのように見られているかも気になるところです。

営業利益の伸びも、あまり好調ではないようなので、もし私が株主の立場であれば、営業利益率が改善するような何か改善策を講じて欲しいと考えます。

営業利益率の改善の方法には色々あるかと思いますが、その1つとして、グループ内にあるCROが合併するということも可能性としては有り得るのではないかと個人的には思っています。(あくまで個人的な推察ですが…)

CRA手当、CRA業務手当について

これは、ぱっと見ただけでは少し分かりにくいのですが、CRA手当は、その名の通りCRAになったら自動的に付与される手当で、CRA業務手当は役職が主任以上(目安として3年目以上)に対して付与される手当になります。(現在も運用が変わっていなかったらのお話ですが…)

先ほどもお話した通り、MICメディカルは基本はCRAとして働くことが想定されていますが、産休明けなどでCRAからQCへ異動する場合などには、このCRA手当、CRA業務手当が給料から差し引かれることになります。

MICメディカルの強み・特徴は?

MICメディカルの強み&特徴

それでは、MICメディカルのHPなどで公開されている、強みや特徴について見ていきましょう。

MICメディカルを受けるうえでは、この強みや特徴をしっかりと理解しておく必要があるかと思うので、解説を交えながらじっくりとお話をしていきます。

”治験のe化”がキーワード

CROは、製薬メーカーや医療機器メーカーから開発業務を受託し、サービスを提供する会社であるため、顧客であるメーカーからの満足度を高い状態に保つことがCRO共通の目標となります。

その他、CRO各社更に独自の目標を持っていることが多くあります。

例えば、前回の企業研究記事で紹介したシミックでは、個人のヘルス・バリューを向上させるというPHVC(Personal Health Value Creator)というものがあったかと思いますが、MICメディカルは”日本の治験世界No.1水準”という目標を掲げています。

MICメディカル_日本の治験世界No.1水準

MICメディカルについて|株式会社MICメディカルより抜粋

そして、その目標を達成するためにMICメディカルは、開発スピードを上げてコストを下げることが必要と考えており、その手段として治験のe化を使うという考え方になります。

「治験のe化」というのは、その名の通り、今まで手動でやっていたことをITを駆使して効率化・実施可能にすることを指していて、以下の3つのタイミングでそれが生かされるとMICメディカルのホームページには記載されています。

治験のe化が生かされるとき

実施医療機関を決める(施設選定)
治験の実施状況を監視(モニタリング)
症例の固定(データ回収)

この記載だけでは、実際にCRAとして業務をしたことが無い就活生の皆さんはまだイメージしにくいと思いますので、1つずつ掘り下げて解説をしていきます。

実施医療機関を決める(施設選定)

さて、1つ目は、実施医療機関を決める(施設選定)のときについてお話をしていきましょう。

治験をしようと思ったときには、当然まず始めにどこの医療機関で治験をするのかを決める必要があります。

どこの医療機関で治験をやるかの決め方は色々あるのですが、1例として紹介をします。
凄く大雑把な流れになりますが、医療機関で治験を実施するには以下の3ステップがあります。

医療機関で治験を始めるための3ステップ

1. 医療機関の責任者に許可を取る
2. 治験が出来る設備や体制が整っているかを確認
3. 医療機関と契約を結び治験を実施

この手順で最初のステップである1を行うためには、CROや製薬メーカー側から各医療機関に電話などで連絡をして医師のアポイントを取得する必要があります。

しかし、アポイントを取得できて先生に治験の説明を行ったとしても、医師が治験を受けてくれるかは分かりません。

医療機関に凸電をして、医師に治験の説明をしに行ったにも関わらず治験を受けてもらえなかった場合には、時間も出張費用も無駄になってしまいます。

そんなときに登場するのが、MICメディカルの治験君です。

MICメディカル_治験のe化のイメージ

MICメディカルについて|株式会社MICメディカルより抜粋

治験の説明をしても受けてくれるか分からない医療機関に闇雲に突撃するよりは、そもそも治験を受けても良いよと思っている医師にアプローチする方が効率が良いよね?という考えのもと開発されたのが治験君になります。

MICメディカルの親会社であるエムスリーには、25万人の医師が登録しているプラットフォームがあります。

そのプラットフォームに治験の情報を掲載して、治験に協力してくれる医師を立候補制で集めれば必然的に治験に協力的な医師が集まることになります。

MICメディカル_治験君ありなしのイメージ

上の図のように治験君ありの場合であれば、もともとOKをしていくれている医師にアプローチすることが出来るので、効率良く施設選定を進めることができるというわけです。

この治験君に課題点があるとしたら、立候補してきた医師の医療機関が治験を実施できる体制であるかどうかという点と、そもそもこの治験君のシステムを利用することによって製薬メーカー側にコストが発生してしまう場合、どれほどのコストカットが期待出来るのかという点かと思います。

治験君で立候補してきた医師の医療機関を分母として、実際に治験実施施設となった医療機関の割合を見ていくと、治験君の有用性をもっと正確に確認することが出来そうですが、その辺りのデータはさすがに見つけ出すことは出来ませんでした。

会社説明会で治験君の説明はほぼ必ずと言って良いほどあるかと思いますので、実績に注視してみると面白いかもしれません。(私も知りたいです!求む、実績!)

治験の実施状況を監視(モニタリング)

モニタリング業務は、CRAにとってはメインのお仕事になる部分です。

通常、モニタリング業務は、CRAが治験を実施している医療機関を訪問しておこなうものです。

治験を実施している医療機関は全国にあるため、CRAは新幹線や飛行機に乗って遠方の医療機関へ訪問をしてモニタリング業務をおこなうこともあります。

当然、出張をするということは製薬メーカー側にとってはコストがそれなりに発生することになります。

逆に、モニタリングをするための出張を減らすことが出来れば、製薬メーカー側にとってはコストを削減できることにも繋がります。(CRAで出張を楽しみにしている方にとっては脅威…!?)

出張を減らす手段としては、シミックやイーピーエスやエイツーヘルスケアの企業研究記事にも出てきたRBM(Risk Based Monitoring)という方法もあるのですが、MICメディカルでは、電子カルテと治験のデータを収集するシステム(EDCと呼びます)を一体化することで、現地でのモニタリング作業を減らすという方法にトライしているようです。

…と言っても就活生の方にとっては「?」かと思いますので、もう少し丁寧に見ていきます。

CRAの主な業務であるモニタリングの1つとして、SDV(Source Date Verification)というものがあります。

このSDVというのは、治験の為に治験実施医療機関が収集したデータと、そのデータを入力したシステム(EDC)を照合する作業のことを言います。

治験のデータとは、具体的にはカルテであったり、血液検査を実施した際の結果報告書であったりが該当しますが、これらは医療機関で保管されているものです。

そのため、CRAはSDVをするためには医療機関に行って確認をする必要があります。

また、治験は1つの医療機関だけではなく、同時に多くの医療機関で行われていることが一般的であるため、各医療機関で集めた治験のデータをEDCというシステムに集積する必要があります。

多くの治験のデータは、医療機関にあるデータをEDCというシステムに手入力で入力している状況です。

そこで、MICメディカルが考えたのは、治験のデータを直接EDCに自動で反映させるようにすれば良いじゃないかという発想です。

CRAによるCRFの照合

紙媒体で存在する治験のデータもあるため、100%照合不要とはなりませんが、例えば、電子カルテからEDCへ転記が必要であった項目については、そのままダイレクトに電子カルテを入力すればEDCに反映されるようなシステムを構築すれば、CRAが照合作業を個所が減るため、作業の効率化が出来ることになります。

つまり、照合作業があるので月に2回医療機関に訪問しなければいけないところ、照合をする個所が減るので月1回の訪問でも良くなり、結果としてコストの削減に繋がるといったイメージになります。

症例の固定(データ回収)

データ回収とは、上でお話したEDCに蓄積されたデータを各医療機関より収集する過程のことを指すと思われますが、具体的にどのように効率化されるのかといった情報が見当たりませんでした。

1つ上で説明をした、モニタリング作業の効率化がされれば必然と症例の固定も効率化されることになるため、症例の固定に特化した何か具体的な効率化の方法は無いのかもしれません。

情報を見つけることが出来なかったため、この項目については深く掘り下げられませんでしたが、会社説明会等で質問する機会がありましたら、「症例の固定を治験のe化でどのように効率化するのか」という質問をしてみるのも良いかもしれません。(分かったら私にも教えていただきたいです…笑)

RBM

MICメディカルのホームページ内ではあまり大々的に事業展開について記載されていませんでしたが、色々とリサーチしていく中でM3 RBM Solutionというスライドを見つけることができました。

会社のホームページにはあまり記載されていなかったので、それほど積極的にやっているものではないのかもしれませんが、MICメディカルでもRBMについての取り組みはしているようでした。

個人的な見解ではありますが、やはり今後はRBMも徐々に普及が広がっていくのではないかと思っていますので、今の段階からRBMの実績を積んでいるCROの方が将来的に良いのではないかなと感じています。

まとめ

企業研究記事第4弾としてMICメディカルについて紹介をしていきました。

MICメディカルは親会社がエムスリーという大きな会社なので、エムスリーとのシナジーをどこまで発揮できるかが今後大きく成長できるかのカギなのではないかと感じました。

大手CROとは違い、モニタリング業務がメインのCROになるので、今後、ご自身がどのようなキャリアを築いていきたいのかをじっくり考えたうえでの選択が重要になってきます。

将来的にCRA以外の職種に就きたいのであれば、転職をしなければいけない可能性もあるため、そのあたりもしっかりと考えてみると良いかと思います。