眠れない時にはこれ!効果的なツボ刺激法5選をご紹介

‌眠れない夜にお困りの方必見!この記事では、効果的なツボ刺激法5選をご紹介します。

手軽にできる指圧で、眠りを促進させるツボを厳選してご紹介。

合谷や三陰交など、一度試すと効果を感じやすいツボを中心に紹介していきます。なかなか眠れず困っている方はぜひ一度試してみてくださいね!

この記事で分かること
眠れない時に有効なツボの種類
ツボの有効な刺激方法
ツボを刺激する上での注意点
のりすのりす

製薬企業で臨床開発職として10年以上の経験あり。不眠症関連の医薬品開発経験もあります。医薬品開発の専門情報はTwitterでも発信しておりフォロワーは3,800人超え。今回も”分かりやすく”を意識して解説をしていきます

眠れない時にお手軽に試せるツボ刺激!

 眠れない時にお手軽に試せるツボ刺激!

なかなか眠れない時にお手軽に試せる対策の1つが今回ご紹介するツボ刺激になります!

うまく寝付けない原因は、ストレスであったり血行不良であったりと様々ですが症状が軽いものであればツボを刺激してみるだけでも効果がある方もいます。

当記事では自分一人でも指圧することができるツボで、更に良質な睡眠に効果があるとされているツボを5つご紹介していきます。

眠れない時に効果的なツボ刺激法5選

位置 刺激方法
失眠(しつみん) 足のかかとの中央の少し凹んでいる部分 拳で20~30回程度軽く叩くようにして刺激
三陰交(さんいんこう) 内くるぶしから指4本分上付近 ゆっくりと息を吐きながら3回程度刺激する
太衝(たいしょう) 足の親指と人差し指の骨が交差する手前のくぼみ 6秒×5回程度ゆっくりと指圧
天柱(てんちゅう) 首の後ろ側の髪の生え際 3秒ほどの指圧を数回繰り返し指圧
合谷(ごうこく) 手の甲の親指と人差し指の間 左右両方の合谷を20~30秒程指圧する
位置 刺激方法
失眠
(しつみん)
足のかかとの中央の少し凹んでいる部分 拳で20~30回程度軽く叩くようにして刺激
三陰交
(さんいんこう)
内くるぶしから指4本分上付近 ゆっくりと息を吐きながら3回程度刺激する
太衝
(たいしょう)
足の親指と人差し指の骨が交差する手前のくぼみ 6秒×5回程度ゆっくりと指圧
天柱
(てんちゅう)
首の後ろ側の髪の生え際 3秒ほどの指圧を数回繰り返し指圧
合谷
(ごうこく)
手の甲の親指と人差し指の間 左右両方の合谷を20~30秒程指圧する

眠りに効果があるとされている5つのツボをご紹介していきますが、どれから試したら良いのか分からない方は「失眠(しつみん)」の刺激から試してみることをおすすめします。

また、この次の章で「ツボ刺激の注意点」もお話しているので併せてご覧下さいね。

失眠(しつみん)

不眠症に有効なツボ5_失眠

失眠(しつみん)は、足のかかとの中央で少し凹んだ部分に位置するツボで不眠症対策のツボとしてはかなり有名なツボです。

失眠を刺激すると、疲労回復やリラックス効果があるとされており、なかなか眠れない時にも有効なツボの1つです。

失眠はお灸での刺激も効果的ですが、ツボを刺激する際には拳で20~30回程度軽く叩くようにして刺激をしていきます。

足を温めた状態で刺激するとより効果的であるという報告もあるため、より効果を実感したい方にはおすすめです。

三陰交(さんいんこう)

不眠症に有効なツボ2_三陰交

三陰交は内くるぶしから指4本分上付近にあるツボで、冷え性の改善で知られています。

通常は眠りに入ると脳や筋肉が休息モードに入るため体温が低下しますが、その熱は主に手足から放熱されて適切な体温調節を行っています。

しかし、冷え性の場合は手足からの放熱がうまくいかず適切な体温調節ができず、睡眠の妨げになってしまうことがあります。

そこで、三陰交を指圧して血行を促すことで結果的に眠りにつきやすいコンディションを整えられることが期待されます。

ゆっくりと息を吐きながら3回程度控えめに刺激をしましょう。

また、三陰交は陣痛促進のツボとしても知られているため、妊婦さんの場合は刺激を控えるように注意しましょう。

太衝(たいしょう)

不眠症に有効なツボ3_太衝

太衝(たいしょう)は足の甲にあるツボで、親指と人差し指の骨が交差する手前のくぼみの位置にあります。

太衝は肝臓の調子を整えることで知られていますが、眼精疲労やイライラにも効果があると言われています。

日常生活でストレスが溜まっていてイライラした状態は眠りの妨げになります。

太衝を6秒×5回程度ゆっくりと刺激しイライラを抑制することで良質な睡眠にも繋がることが期待できます。

天柱(てんちゅう)

不眠症に有効なツボ4_天柱

天柱(てんちゅう)は、首の後ろ側の髪の生え際付近に位置するツボです。

太衝と同じく肝臓の働きを活発化する働きや、イライラした状態を緩和する働きがあり、ストレスで眠りにくい状態になっている方にはおすすめのツボになります。

3秒ほどの指圧を繰り返し行うことで血行の改善にも期待できるため、肩コリの解消にも活躍します。

合谷(ごうこく)

不眠症に有効なツボ1_合谷

手の甲の親指と人差し指の間にあるツボで自律神経に作用するツボとして知られています。

ストレスが溜まってしまうと自律神経が乱れ睡眠に影響を及ぼすこともあります。

左右両方の合谷を20~30秒程指圧することで自律神経の働きを整え、眠りにつきやすい状態にすることが期待できます。

ツボ刺激の注意点

ツボ刺激の注意点

ツボ刺激は体の不調を改善するために使用されていますが、ツボ刺激をする際にはいくつか注意しなければいけないことがあります。

ツボ刺激を行う際の注意点を簡単にご紹介しますので、ツボ刺激を試す前に目を通しておいてくださいね!

刺激の強さに注意する

ツボを刺激する際は、強く刺激をする程効果が高くなるわけではありません。

強さの目安としては、ツボを刺激した時に「痛気持ち良い」くらいの刺激に留めておくことを意識しましょう。

あまり強い刺激を与えすぎてしまうと、逆に体調不良になってしまうこともあるので痛みが強いなと感じた時には一度ツボ刺激をストップすることも大切です。

妊娠中の場合は医師に相談する

ツボ刺激は場合によっては胎児に影響を及ぼしてしまう可能性があります。

そのため、妊娠中の場合はツボ刺激を試す前に医師に相談をしておくようにしましょう。

例えば、今回の記事で紹介した「三陰交」は陣痛促進のツボとしても知られているため、妊娠初期~中期に刺激をしてしまうと悪影響となってしまう可能性がありますので十分に注意しましょう。

感染症予防に気を配る

ツボを刺激する際に指圧をすると思いますが、指圧をする際に爪を立ててしまい切り傷になってしまうことが稀にあります。

そのため、万が一の場合に備えてしっかりと衛生的な状態でツボ刺激をするように心掛けましょう。

まとめ

今回はうまく眠れない時に手軽に試せる対策として眠りに効果的なツボ刺激についてご紹介をしていきました。

眠れない原因は色々とあるため、何が原因かが特定できていないとなかなかピンポイントに対策をすることが難しくもしかするとツボを刺激してもあまり効果が無かったという方もいるかと思います。

当ブログでは、ツボ以外の対策についても色々とまとめているため是非そちらも覗い見て下さいね。

是非みなさんで快眠ライフを手に入れましょう!